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モーベンピックホテル、プーケット展開で日本でも認知拡大めざす

  • 2008年4月7日
 モーベンピックホテル&リゾートのディレクター・オブ・セールスの佐藤久和氏が来日、2010年ごろまでに現在の80軒の運営ホテルを110軒にまで増やし、その中でアジア地域での展開が重要であることから、当面はプーケットの認知を日本市場でも広げていきたいという。モーベンピックリゾート&スパ・プーケットは、旧クラウンプラザで、なき砂で有名なカロンビーチに面している。客室はタワーにある全てオーシャンビュー、ビラはデラックス・フランジ・プール、ガーデンビラなどあり、フォーシーズンズ・リゾートなど高級ホテルを手がけたデザイナーが手がけたデザインだという。このため、「リーズナブルな価格でありながら、高い質」を売りに、日本でも利用を促していく。

 また、プーケットで最大級のキッズクラブも特徴。4歳から7歳、7歳から12歳、13最上の3区分で子どもをそれぞれ別の部屋で半日、または全日の預かりとなり、親はその時間にゴルフやホテルでの各種アクティビティの参加もできるという。

 モーベンピックホテルはヨーロッパ、中東、アフリカなどで展開するホテルブランド。グループ会社はアイスクリームやレストラン、ワインなどを提供しており、こうした点からも、プーケットでもレストランなどF&Bは充実している。また、ホテル件数の拡大も計画しており、2008年はベトナムのハノイ、ホーチーミン、2010年にはタイ・パタヤの開業、シンガポール、インド・バンガロールは新たなホテル建設を予定している。そのほか、ドバイではジュメイラ・ビーチを含め7軒、サウジアラビアなど中東での開業も予定。特徴のあるホテルも展開しており、ナイルクルーズをするM/Sロイヤルリリー、M/Sロイヤルロータスなど5隻の人気も高く、特にアスワン/アブシンベル間を運行するプリンスアッバスは、同区間を運行する船も少なく旅行会社からの問い合わせも多いという。今後は、アジアでの「モーベンピック」ブランドの展開による日本での認知拡大とコストパフォーマンスの高さを浸透させていきたいという。


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