関空、傘のリサイクルサービス開始へ−年間1000本ほどで環境負荷軽減も

  • 2007年11月30日
 関西国際空港は12月1日から、ターミナルビル内のゴミ箱に旅客が出発前に捨てていく傘をリサイクルサービスを始める。これらの傘は年間2400本に上り、従来は全て処分してきたが、突然の雨などの際に利用者に提供することとした。リサイクルできる傘は全体の約4割、1000本ほどで、6ヶ所に設置するリサイクル専用傘たてから自由に持ち帰れるようにする。傘たてには日本語と英語、中国語、韓国語の4ヶ国語で案内を付けた。日本の空港では初めてのサービスで、環境負荷軽減の効果も生む。

 なお、忘れ物の傘については従来どおり1週間に1回、警察署に移管する。