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日本旅行、鹿児島支店を移転、商品造成の積極化や営業時間繰り下げで工夫

  • 2007年9月5日
 日本旅行は9月8日、鹿児島支店を現在の鹿児島市山之口町から鹿児島市金生町に移転する。これは、鹿児島が九州の中で福岡に次ぐ重要な販売拠点という位置づけから、鹿児島空港発着する上海線を利用する新商品の造成、韓国線利用の商品を増強するなど、積極的に企画商品を販売する。国内企画商品についても、2011年の九州新幹線開通にあわせ、JRを利用した商品を検討していく。

 カウンター販売の体制も従来から変更。現在の店舗は平日と土曜日のみの営業だが、移転にあわせ日曜日と祝日の営業を開始。平日の営業時間も買物客や通勤客の需要を考慮し、営業終了時間を18時から19時へと時間を繰り下げる。また、ハネムーン相談会やクルーズ相談会などの店舗でのイベントを展開していく。9月20日と21日には「秋の行楽に行きたい温泉&観光スポット人気投票」を実施し、参加者に抽選で九州各地の賞品を贈るほか、10月13日と14日に海外旅行相談会を実施し、申し込んだ利用者に抽選でスーツケースをプレゼントする。また、ウェディングやクルーズなど、海外旅行の相談に事前予約制を導入し、インターネットと電話で予約を受付ける。

 移転先の金生町は繁華街でいづろ通に面しており、路面電車の停車場からも近い。老舗デパートやショッピングプロムナードが付近にあるなど、買物客で賑わうエリアだ。オープン記念として、「ソウル2泊3日」を2万9900円、「東京2日間」は2万9800円から3万3300円、「博多2日間」は1万5800円から1万6400円などの商品を販売するほか、ソウルや沖縄旅行が当たる抽選会を開催する。