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2006年の海外邦人援護統計、アジアへの渡航者増で全体の援護件数押し上げ

  • 2007年6月20日
 外務省は2006年の海外邦人援護統計を取りまとめた。これによると、総援護件数は3.6%増の1万6523件、援護者数は3.8%減の1万8771人であった。今回はアジア地域での増加率が10%増となり、全体での援護件数を引き上げる形となった。外務省ではこの要因として、アジアへの日本人訪問者数の増加が関係しているという。

 援護件数の内訳は列車事故が5件、9名(前年:2件、33名)、登山事故が3件、3名(11件、19名)、水難事故が28件、32名(18件、18名)、レジャー・スポーツ事故が41件、44名(40件、53名)、交通事故が223件、356名(206件、358名)となっている。

▽地域別内訳
アジア 6911件(10.3%増)/7845人(11.5%増)
北米 2906件(2.6%増)/3096人(29.2%減)
中南米 605件(20.0%減)/864人(10.1%減)
欧州 4652件(4.8%増)/5001人(3.1%減)
大洋州 816件(23.1%減)/914人(23.3%減)
中近東 270件(3.9%減)/495人(54.2%増)
アフリカ 363件(13.4%増)/556人(20.1%増)