エクスペディアはこのほど、ヨーロッパのホテルマネージャーを対象に、観光客の国別の評判に関するアンケート「エクスペディア・ベストツーリスト2007」を実施し、「世界でもっとも好ましい観光客」の第1位に日本人が選ばれた。日本人は行儀、礼儀、客室内での静かな過ごし方、客室をきれいに使う、文句を言わないなどで評価が高く、評価の低い項目が少なかったことが1位になった要因。

　なお、最下位にはフランス人が選ばれたが、こちらは自国語にこだわるというマイナス評価が突出し、他の項目でプラスに転じることが出来なかったことが要因だという。総合で良い順に、日本人（33）、アメリカ人(11)、スイス人(9)、スウェーデン人(8)、ドイツ人(5)、オランダ人(5)、オーストラリア人(4)、ノルウェー人(4)、カナダ人(4)、ベルギー人(4)と続いた。

　ポイントはホテルマネージャーの回答から割合を導き、それを数値化したもの。あくまで感覚的なものとしているが、日本での中国人の印象としては「お金を良く使う」ということが伝えられていることもあり、日本とヨーロッパで各国の旅行者の行動は異なるかもしれない。