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NH、予約・発券等のシステム「エイブル」を新システムに移行へ

  • 2006年4月21日
 全日空(NH)は国内線の予約、発券、搭乗などを管理、実行するシステム「エイブル」を刷新する。新システムは、米・ユニシスのエアライン・パッケージソフトウェア「AirCore」をベースに、4月からシステム仕様の検討に着手、2007年から順次導入、2012年を目処に完全移行する。
 現在のシステム「エイブル」は、1978年にユニシス社のエアライン・パッケージソフトウェアを導入したもので、数回の更新を実施。現在は、約1万台の端末と接続、1日最大650万件のアクセスに昇る。
 NHでは日本ユニシス社と今後10年間の包括委託契約、次世代システムへの刷新によるシステムのITコストを10年間で20%、約70億円を抑制することが可能となるという。