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クラツー、博報堂、野村総合研究所と新会社設立、リサーチ機能を強化

  • 2004年6月16日
 クラブツーリズムは博報堂、野村総合研究所(NRI)と共同出資するシニアビジネス専門のシンクタンク「コミュニティリサーチ&マーケティング株式会社」を6月1日付けで設立した。資本金は1400万円、出資比率はクラツーが71.4%、博報堂とNRIが14.3%となり、役員以外の人員は現時点で2名。設立時はクラツーと業務を兼務する。
 クラツーではこのシンクタンクの立ち上げにより、クラツーが蓄積した独自のノウハウ、アクティブシニア市場での調査、およびソリューション開発を持つ博報堂、NRIが協同でシニア世代が抱える各種の課題に対応し、クラツーの訴求手段の拡充を狙う。事業はリサーチ事業、プロモーション事業、トラベルカフェ事業を予定。シニア層の意識調査から各種企業とのアライアンスやコンソーシアムの展開などのほか、トラベルカフェ事業では地域にカフェを出店。シニアが集うカフェに展示スペースの提供、クラツー商品の販売などで、シニア同士のコミュニケーションを促進しながら、新たな旅行需要の創造を目指す。