「銀行はこう使え!」-メガバンク元営業担当が本気のアドバイス

第2回:銀行員の仕事現場

  • 2020年10月14日(水)

銀行員のやりがいは

 日々時間に追われ、上司の顔色を伺い、会議と称して痛めつけられる営業担当者。そんな彼らのやりがいは何なのでしょうか。重い案件の稟議を書き上げたとき、時間をかけて取り組んできた案件が成約したとき、目標数値を達成したとき、点取りゲームを勝ち抜いて支店で喜びを分かち合うとき……。しかしこれらも、絶え間ないプレッシャーや金融商品を売りつける際の良心の呵責と天秤にかけると、釣り合わないように思います。

 一番しっくりくるのは、あらゆるストレスの対価としての平均よりも高めの給料(=それなりに裕福な生活)ではないでしょうか。多くの銀行員が生活のためにやむを得ないと割り切って仕事に臨んでいます。仕事終わりには日中の鬱屈した気分を開放するがごとく飲みに行きますが、メンバーの殆どは同僚です。ここでますます奇妙な一体感が醸成され、世間の感覚とズレた「銀行員の常識」が骨の髄まで染み込んでいく。とても健全とは言えない職場環境や風土の中で、出世のため、自己保身のために人格が変わっていく人もいますし、少なくとも私はこのままでは身体か心のどちらかを病むと思い、転職を決めました。

 銀行という奇妙且つ閉鎖的な業界に長く勤めれば勤めるほど、どこかおかしな人が増えていきます。もしまともな感性を持った銀行員に出会えた時は、是非親交を深めてください。この異常な環境を生き抜く的確な判断力や精神的な安定性など、何らかの強みを持つ人ですから、きっと有意義な会話となることでしょう。次回は、銀行のできること、できないことに焦点を当ててお話します。

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