阪急3社、3月の取扱額は93%減、海外は99%減に

  • 2020年6月8日

 阪急交通社と阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナルの3社の今年3月の旅行取扱額の合計は、前年比92.7%減の23億2268万円となった。新型コロナウイルス感染症の拡大により、海外旅行は98.9%減の2億3192万円とゼロ近くにまで減少。国内旅行は83.5%減の20億7242万円、外国人旅行は84.7%減の3676万円だった。

 主力の阪急交通社は90.9%減の26億1672万円で、内訳は海外旅行が96.3%減の5億8828万円、国内旅行が83.9%減の19億9308万円、外国人旅行が82.6%減の3536万円。阪急阪神ビジネストラベルは出張減や航空券の払い戻しによりマイナス3億3525万円(前年は35億5773万円)で、海外はマイナス3億9971万円(同32億8409万円)、国内旅行は73.4%減の6306万円、外国人旅行は96.2%減の140万円だった。阪神トラベル・インターナショナルはマイナス5917万円(同2億6122万円)で、海外はマイナス6016万円(同2億2569万円)、国内旅行は88.6%減の99万円。外国人旅行は扱っていない。