東武トップ、2月取扱額はコロナで16%減、海外は2割減

  • 2020年4月29日

 東武トップツアーズの今年2月の総取扱額は、前年比16.2%減の66億1210万円となった。同社によれば、1月においては非常に小さかった新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け始めた形で、内訳は海外旅行が20.3%減の17億2183万円、国内旅行が14.1%減の45億8490万円、訪日旅行が27.7%減の2億386万円、その他が6.7%減の1億153万円。

 海外旅行のうち団体旅行は23.4%減で、内訳は一般団体が27.3%減、教育旅行が7.8%減。個人旅行は企画商品が4.0%増とプラスになったものの、その他の個人旅行は23.4%減だった。

 海外旅行の取扱人数は23.8%減で、このうち団体旅行は30.4%減。方面別では北米が68.7%増、シンガポールが45.8%増、グアム・サイパンが31.4%増となり、それぞれ前年を上回った。企画商品の取扱人数は3.0%増で、70.8%増となったハワイのみがプラスとなった。

 国内旅行のうち団体旅行は13.0%減で、内訳は一般団体が21.2%減、教育旅行が前年並み。個人旅行は企画商品が17.4%減で、それ以外の個人旅行は15.7%減だった。