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国内、海外ともまずまず好調 阪急交通社、夏の旅行予約状況

 阪急交通社(松田誠司社長)は7月1日、夏休み期間(7月15日―8月31日)の旅行予約状況をまとめた。予約人数は国内旅行が前年同期比3%増、海外旅行は同5%増。GW10連休の反動が心配されたが、まずまず好調のようだ。

 国内旅行では、人気の旅行先は上から近畿、北陸・甲信越、関東、北海道、東北の順。軒並み前年から数字を伸ばしているが、なかでも北陸・甲信越は同19%増、 東北は同7%増と好調だ。

 傾向としては、令和に時代が変わったことから、近畿の万葉集ゆかりのスポット、関東では皇居など歴史を求めての旅が多いという。好調の甲信越では涼を求めての上高地、東北は祭りが人気。

 海外旅行は、ヨーロッパ、台湾、香港、中国、韓国の順に人気。ヨーロッパは同12%増、香港は同21%増と伸びが目立つ。

 調査は6月25日時点のもの。


情報提供:トラベルニュース社