旅行人数減響き5.3%減の4兆1954億円 日本人旅行消費額1-3月期

 観光庁がまとめた1―3月期の日本人の旅行・観光消費動向調査結果(速報)によると、国内旅行消費額は前年同期比5・3%減の4兆1954億円だった。旅行人数の減少が影響している。

 国内旅行消費額のうち、宿泊旅行消費額は同4・7%減の3兆2206億円、日帰り旅行消費額は同7・3%減の9747億円。

 国内延べ旅行者数は同6・4%減の1億1929万人と続落。内訳は宿泊旅行の旅行者数が同6・7%減の6301万人、日帰り旅行の旅行者数が同5・9%減の5628万人と、いずれも減少に歯止めがきかない。

 一方で、旅行1回あたりの旅行単価は同1・1%増の3万5170円と、わずかながらも年々数字を伸ばしている。宿泊旅行が同2・2%増の5万1112円、日帰り旅行は同1・4%減の1万7321円だった。


情報提供:トラベルニュース社