イベリア航空、成田線の収益力強化へ、デイリー化は来夏以降

  • 2019年6月13日(木)

ムニョス氏  来日したイベリア航空(IB)ヨーロッパ・中東・アフリカ・アメリカ・アジア地区セールス・ダイレクターのセリア・ムニョス・エスピン氏はこのほど本誌のインタビューに応え、2016年10月に約20年ぶりの再就航を果たし、昨年10月には週3便から週5便へと増便した成田/マドリード線の現況や今後の方針について語った。当面の目標と見られるデイリー化に関しては、現在の週5便における収益力を強化した上で、20年夏ダイヤ以降の実施を検討する方針を示した。

 再就航からこれまでの歩みについては、増便により供給座席数が約61%増えたものの、ロードファクターは継続的に伸長していることを説明。その上で「まだ改善の余地はあるので、現在の週5便をより確実なものにし、収益を上げることが冬ダイヤまでの課題」と語り、デイリー化についてはその推移などを精査した上で「次の夏ダイヤ以降の計画を立てたい」と述べた。

 ムニョス氏によれば現在の成田/マドリード線の利用者は、訪西日本人旅行者数が大きく伸びてはいない状況ながら、日本航空(JL)とのジョイントベンチャーなどもあり、引き続き日本発が半分強を占める。その他はスペイン発が3割程度、残りはその他の欧州諸国となるが、特にスペイン発が増加傾向にあるという。なお、昨年の訪日スペイン人旅行者数は前年比19%増の約12万人で、今年に入ってからも9%の伸びを示している。

ムニョス氏(左)とフードトラック  利用者のさらなる獲得に向けては、人気の高いバルセロナやポルトガルのリスボンなどに加えて、ガリシア州やバスク州など「緑のスペイン」と呼ばれる同国北部や、20路線近くを運航している中南米などへの送客に注力する考え。また、日本発の利用者は引き続きグループでの観光が多いが、FITや業務渡航の取り込みもめざすという。販売強化にあたっては、旅行会社とのさらなる関係構築にも力を入れる方針で、5月末には昨年に続き、フードトラックで都内の旅行会社10社を訪問し、スペイン人シェフが監修したランチボックスを計335食配布した。

 なお、人気の高いバルセロナへの送客については、マドリード/バルセロナ間で1日あたり約12往復のシャトル便「プエンテ・アエレオ」を運航していることを強調。「バルセロナの人気は十分に理解しているが、あくまでもマドリード経由で需要を獲得する」と語り、当面の直行便開設の可能性を否定した。また、20年の成田・羽田の発着枠拡大に関しても「現在は成田/マドリード線に満足していて、特段の希望はない」と語った。

 そのほか、国際航空運送協会(IATA)が推進するNDCについては「(旅行会社などに)満足いただける柔軟なコンテンツの提供に向けて注力している」「日本市場はNDCに対する反応が早いとは言えないが、興味が無いわけではないと思うので、まずはスタートすることが大事では」などとコメント。昨年9月のGDS手数料(Distribution Cost Charge)の値上げ実施については「ネガティブな反応は聞いていない」と伝えた。IBはIATAの「NDCリーダーボード」に名を連ねている。

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