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ベルトラ、12月25日にマザーズ上場、調達資金はシステムや広告に

  • 2018年11月19日

 国内外のオプショナルツアーの予約サイトを運営するベルトラは12月25日、東証マザーズに新規上場する。公募株式数は150万株で、売出はオーバーアロットメントによる46万8000株を含む162万株。公募・売出価格は未定で、調達した資金は2021年までを目途に基幹システムの開発・改良や、広告・宣伝、人材採用・育成などに充てる。

 ベルトラは1991年に設立。2004年に海外オプショナルツアーの予約サイト「Alan1.net」を開設し、12年には「VELTRA」に改称している。資本金は1億7607万円で、臨時雇用を含む連結従業員数は今年6月の時点で287名。第3種旅行業登録を取得しており、日本旅行業協会(JATA)に正会員として加盟している

 同社の主な収入源は現地オプショナルツアー催行会社からの手数料収入。17年度12月期(2017年1月1日~12月31日)の連結業績は、売上高が約28億2500万円、営業利益が8900万円、経常利益が3500万円、当期純利益が3500万円で、18年度の予想は売上高33億4600万円、営業利益3億9200万円、経常利益2億8600万円、当期純利益1億4100万円となる見込み。セグメント別の売上高は「海外旅行部門」が92.3%、「インバウンド部門」が1.7%、「グローバル部門」が6.1%。