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8月の旅行業倒産は2件-件数、負債額とも大幅減

  • 2018年9月10日

 東京商工リサーチ(TSR)によると、2018年8月の旅行業倒産件数は前年の5件から2件に減少し、2ヶ月連続で前年を下回った。負債総額も75.7%減の8900万円で、こちらは2ヶ月ぶりに前年を下回った。

 8月に発生した2件のうち1件は、東京都の第2種旅行業者「国内旅行」。社名の通り国内旅行を専門とし航空券手配などを手がけており、15年9月期には約7億円の売上を計上していたが、16年のうちに事業を事実上停止。債務整理を経て今年8月15日に東京地裁から破産開始決定を受けていた。同社の負債総額は5900万円であった。

 なお、8月の宿泊業倒産状況は、件数が1件増の6件、負債総額が124.1%増の40億円となった。

TSR発表資料より転載(クリックで拡大)