ツーリズムEXPO、今年は過去最大の1440社出展、テーマ展示を強化

  • 2018年9月6日

早坂氏  ツーリズムEXPOジャパン推進室は9月6日、都内でプレス・ブリーフィングを開催し、20日から23日に開催する「ツーリズムEXPOジャパン」の出展企業・団体数が前年比130社増の1440社と過去最高を更新したことを発表した。同推進室長の早坂学氏によると、展示会の海外エリアでテーマに沿ったコーナーを、国内訪日エリアで国内の産業観光の魅力をアピールする「産業観光エリア」をそれぞれ新設したことなどが増加の要因。

 海外出展企業数は32社増の768社。今年は「アドベンチャーツーリズム」「リゾートウェディング」「スポーツツーリズム」「クルーズ」「留学」の5つテーマのコーナーを新設し、海外旅行の多様な魅力を訴求する。例えば「アドベンチャーツーリズム」では、シアトルに拠点を持つアドベンチャーツーリズムの世界的な組織団体「Adventure Travel Trade Association(ATTA)」など6社・1団体が出展。「リゾートウェディング」では12社が参加しており、ワタベウエディングやマイナビなどが初出展する。

 国内・訪日出展企業数は130社増の527社。産業観光エリアに加え、「日本酒蔵ツーリズム」などのテーマを設けたことで日本各地からの出展者が増加したという。

 展示商談会についてはセラー数は101社増の414社、バイヤー数は212社増の890社と増加。事前アポイントメント制の商談日を今年から2日間に拡大したことなどにより、商談件数は564件増の7450件を見込む。来場者数は業界日が5万5000人、一般日が14万人、計19万5000人を予想する。