成田、7月の国際線旅客は7%増-発着回数は過去最高の1.5万回

  • 2018年9月2日

 成田国際空港(NAA)によると、7月の国際線旅客数(速報値)は前年比7%増の308万1612人で、7月として過去最高を記録した。このうち日本人旅客数は4%増の116万2039人、外国人旅客数は12%増の155万7467人、通過客は3%減の36万2106人。国際線旅客便の発着回数は4%増の1万5272回で、開港以来の最高値を更新した。

 方面別の旅客数は、グアムが30%減の3万1400人となった以外は前年を上回った。最も伸長したのはアフリカで81%増の3800人。続いて台湾が14%増の12万4700人、中東を含むアジアが13%増の37万7100人と続いた。

 国内線の旅客数は8%減の61万1750人で、旅客便の発着回数は10%減の4168回だった。

 国際線と国内線を合わせた総旅客数は4%増の369万3362人で7月として過去最高を記録。旅客便の総発着回数は1%増の1万9440回だった。

▽成田、2018年7月国際線方面別旅客数
(方面/旅客数/前年比)
太平洋/34万7000人/101%
欧州/13万5000人/109%
アジア(中東含む)/37万7100人/113%
中国/18万8700人/106%
韓国/15万9400人/110%
台湾/12万4700人/114%
香港/13万3500人/109%
オセアニア/59万900人/109%
グアム/3万1400人/70%
アフリカ/3800人/181%