天神祭「船渡御」に酔いしれ OATA、貸切船が今年も満員に

 協同組合大阪府旅行業協会(OATA、徳原昌株理事長)は7月25日、日本三大祭りの一つ天神祭「船渡御」で貸切船を運航した。着地型旅行企画として毎年実施しているもので、今夏は日中平和友好条約40周年を迎えたことから中国国家観光局駐大阪代表処の劉海生首席代表ら中国の要人を含めて約300人が乗船した。

 船渡御は、大阪中心部を流れる大川を100隻以上の船が行き交い、河畔から約5千発の奉納花火が打ち上げられる天神祭を代表する神事。OATAの貸切船「御金幣船」は、船渡御列に加わる船の中でも最大級で、今年は定員300人が早々に売り切れた。

 乗客はそろいの法被を着て乗り込み、ほかの船や橋上の見物客らと「大阪締め」を交わし、夏の風物詩を楽しんだ。


情報提供:トラベルニュース社