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奈良第3種ジャパントラベルステーションが破産開始、負債1億円

  • 2018年8月27日

 東京商工リサーチ(TSR)によると、奈良県香芝市の第3種旅行会社のジャパントラベルステーションはこのほど、奈良地方裁判所葛城支部から破産開始決定を受けた。負債総額は債権者64名に対して1億1417万円。

 同社は2004年10月に設立。本社含む県内2拠点で営業し、周辺住民などを対象にパッケージツアーの販売、団体旅行や日帰りバス旅行の手配などをおこなっていた。16年9月期には売上高約2億4000万円を計上していた。

 しかし、かねてから採算性は低く、余裕のない資金繰りが続くなか、複数回の資金ショートが発生するなど経営状況は悪く、16年10月に経営は行き詰まっていたという。その後も営業は継続していたものの業績は改善しなかったため、今回の措置となった。