阪急交通社グループ、6月取扱額は5.3%増、海外・国内・訪日いずれもプラス

  • 2018年8月20日

 阪急交通社と阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナルの3社の2018年6月における旅行取扱概況で、海外旅行は前年比6.4%増の220億1339万円、外国人旅行が15.8%増の1億4760万円、国内旅行が119億2318万円となり、合計は5.3%増の340億8417万円となった。

 阪急交通社は、海外が7.7%増の183億4695万円、外国人が7.5%増の1億2941万円、国内旅行が3.4%増の117億6562万円、合計が6.0%増の302億4088万円。海外旅行では欧州のほかアジア、アメリカ、オーストラリアが好調で、韓国は特に3.3倍にまで拡大。一方、国内旅行は東北、北陸・甲信越が大きく伸長したという。

 阪急阪神ビジネストラベルは、海外が0.3%減の38億223万円、外国人が155.5%増の1819万円、国内旅行が12.3%減の2億9373万円で、合計は1.0%減の41億1415万円となった。海外ではインドが大きく伸びたほか、中国、シンガポールも好調であったものの、アメリカは前年並み。国内では、出張は堅調であったが、団体旅行での実施時期の変更などが影響した。

 阪神トラベル・インターナショナルは海外が14.0%増の3億271万円、国内が10.5%増の1034万円、合計が13.9%増の3億1305万円であった。