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世界の絶景にそっくりな国内の観光地を提案する「ソックリトリップ」がリリース

  • 2018年7月22日
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 トリッピースとソックリトリップ制作局はこのほど、世界の絶景写真をアップロードすると、AIが画像を解析して最も似ている日本の絶景スポットを提案するウェブサービス「ソックリトリップ」を公開した。

 開発風景として、ソックリトリップ制作局が「日本人の日本の観光地に対する意識」をテーマに全国20歳から69歳の合計500名を対象とした調査をしたところ、「日本の魅力を知っているのか」という問いに対して「よく知らない」と答えた日本人が7割だったという。また、今年行きたい旅行先ランキングでは、上位スポットのうち約6割が海外で国内の観光地の人気の低さが伺えた。

 こうした結果を受け、「日本人が日本の魅力を再発見する」を理念に、広告会社、WEB制作会社、PR会社などに所属する有志のメンバーが「ソックリトリップ制作局」を発足し、トリッピースが持つ「旅行」に関する情報を活用して同サービスを開発した。

 具体的な提案例として、ニューカレドニアのウベア島に掛かる橋に対しては沖縄県にある古宇利大橋を、イタリアのカレッツァ湖に対しては福島県の五色沼を「ソックリなスポット」として提案している。