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航空会社満足度、1位は11年ぶりにANA、JALは2位-ABロード

  • 2018年7月4日

 エイビーロード・リサーチ・センターがこのほど実施した「エアライン満足度調査2018」で、総合満足度ランキングの1位は昨年2位の全日空(NH)となった。NHが1位を獲得するのは11年ぶり。2位は昨年1位の日本航空(JL)、3位は昨年6位のエミレーツ航空(EK)で、4位のシンガポール航空(SQ)と5位のカタール航空(QR)は昨年と同じ順位だった。

 同調査は2017年に海外を訪れた18歳以上の日本人の男女1万3211人を対象に、インターネット上で4月12日から16日まで実施。5833人の有効回答のうち4000人分をもとにまとめた。航空会社は今年3月に実施した17年の旅行に関するインターネット調査で、利用率が高かったLCCを含む上位40社を対象とした。

 1位のNHは「搭乗案内がスムーズに行われ、対応も丁寧だった」「食事も乗務員の接客も機内の清潔さもすべて問題なく、快適な旅ができた」とスタッフのサービスや食事などに評価が集まった。2位のJLは「日本らしい細やかな対応で日本語が通じる」「サービスもよく乗り心地が良いので次回も利用したい」などの声が挙がった。

 3位のEKは「機体が新しく映画の種類も多い」「機内での食事が良かった。客室乗務員の方も親切だった」など、機内でのサービスの良さを評価する声が多く挙がった。

 このほか、上位20位では前回は圏外だったガルーダ・インドネシア航空(GA)が15位に、チェジュ航空(7C)が19位に、アメリカン航空(AA)が20位にそれぞれ選ばれた。7CはLCCでは唯一、20位内にランクインした。

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