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Expedia子会社が個人情報漏洩、最大88万人か、カード情報も

  • 2018年3月22日

救済用ページキャプチャ ロイターなど複数の海外メディアが、エクスペディアグループのOTAであるオービッツ(Orbitz)が外部からの攻撃を受けて個人情報を流出した可能性を報じている。影響が及ぶ可能性があるのは最大88万件で、クレジットカード情報なども含まれるという。

 オービッツ側が用意した、影響を受けた可能性のあるユーザー向けの救済用ページ(リンク1リンク2)によると、旧サイトにおいて2017年10月1日から12月22日までの間、個人情報がアクセスされていた可能性が認められたという。対象となったのは、旧サイトで16年1月1日から16年6月22日までに、そのほか一部の提携サイト上で16年1月1日から17年12月22日までに、それぞれ実行された特定の購入記録。

 記録に含まれる情報は、氏名とクレジットカード情報、誕生日、電話番号、メールアドレス、住所、性別。パスポートや旅程の情報にまで不正アクセスされた形跡は今の所ないという。また、現行サイトには何ら影響がないと強調している。

 影響を受けたユーザーに対しては、クレジットカード不正利用の監視などの保護サービスを無償で提供。詳細は上記リンク先のページで案内しているほか、電話でも受け付けている。