KNT-CT、11月の国内旅行は2.7%減、個人のみ増加

  • 2018年1月14日

 KNT-CTホールディングスの2017年11月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比2.7%減の305億5207万円となった。個人旅行は1.7%増の38億5331万円と前年を上回ったが、団体旅行は7.8%減の92億6167万円、企画旅行は0.8%減の174億3707万円でそれぞれ前年を下回った。

 団体旅行のうち、一般団体は昨年に大型団体の旅行を受注した反動や、企業などの周年事業の取扱減により14.6%減の39億2829万円に。学生団体は2.1%減の53億3338万円で、修学旅行は前年並みだったが、各種大会の取扱人数が減少したという。

 企画旅行のうち、メイトの取扱額は1.0%増の55億1943万円。方面別の取扱人数では、北海道、首都圏、甲信越は減少したが、関西、九州、沖縄などが前年を上回った。

 クラブツーリズムは1.7%減の118億7984万円。バス旅行はほぼ前年並みだったが、バス旅行以外については、南関東や信越、北陸、沖縄本島が低調に推移した。

 外国人旅行は13.6%増の18億6885万円。企業の招聘案件やスポーツ関連大会などの取り扱いが好調に推移したという。

 なお、海外旅行は25.1%増の136億9528万円で、関連商品などを含めた総計は5.2%増の471億599万円となった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。