三井不動産、19年夏に沖縄・恩納村で「ハレクラニ」開業

  • 2017年10月22日

 三井不動産はこのほど、2019年夏を目途に沖縄県の恩納村のビーチエリアで「ハレクラニ沖縄」を開業すると発表した。今年で100周年を迎えるワイキキビーチのリゾートホテル「ハレクラニ」の2号店で、「世界トップクラスのラグジュアリーリゾートホテル」として、訪日外国人旅行者などの取り込みをはかる。同社によれば、自社ブランドのラグジュアリーホテルを日本国内で出店するのは初めて。

 「ハレクラニ」は1917年に1軒の邸宅とバンガローで開業。その後、81年に三井不動産が取得し、ラグジュアリーホテルとして開発した。現在は同社の100%子会社のハレクラニコーポレーションが保有・運営している。

 敷地面積は約13ヘクタールで、客室数は360室。全室をオーシャンビューとする予定で、敷地内にはプールや温泉を利用したスパ、レストラン、バーなども設ける。総支配人には「ザ・リッツ・カールトン沖縄」の総支配人などを務めた吉江潤氏を迎える。