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日本空港ビル、東京国際空港ターミナルを子会社化、羽田強化へ

  • 2017年9月19日

 羽田空港の国内線ターミナルの運営などをおこなう日本空港ビルデングは、このほど開催した取締役会で、同空港の国際線ターミナルの運営などをおこなう東京国際空港ターミナル(TIAT)に追加出資し、同社を連結子会社することを決定した。来年4月以降に予定する第三者割当増資により、65億5000万円で1310株を取得。同社はすでにTIATの株式を38.78%保有しており、追加出資により出資率は51%となる。

 TIATは20年までに羽田の国際線昼間時間帯の発着回数を3.9万回拡大するため、国際線ターミナルの拡充計画を進めているところで、新株発行による資金調達計画を策定していた。日本空港ビルデングはTIATを子会社化することで、より一体的な関係を構築し、羽田の内際ハブ機能の強化などをめざすという。