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日本航空、国内空港に木製車いす導入、18年度までに250台

  • 2017年7月13日

導入する木製車いす  JALグループは、日本航空(JL)が福祉機器メーカーのキョウワコーポレーションと共同開発した木製車いすを、2018年度までに国内空港に約250台導入する。木製車いすは保安検査場の金属探知機に反応しないため、利用者に対しては検査場をスムーズに通過できるメリットがある。JLによればすでに80台を配備しており、今後は各空港のスタッフの研修などが終わり次第、使用を開始するという。

 JLは11年から竹製の車いすを羽田や伊丹などに導入しているが、木製車いすは竹製のものよりも量産しやすいことから、より多くの空港への配備が可能という。なお、羽田の国際線ターミナルには導入せず、引き続き、就航する各社が利用している共通の車いすを使用する。