今年も沖縄でLGBTイベント、9月に「ピンクドット」開催

昨年のイベントの様子  ピンクドット沖縄実行委員会は9月23日に那覇市で、LGBTをテーマとするイベント「ピンクドット沖縄2017」を、同県の5市町などと共同開催する。今年で5回目を迎えるもので、沖縄県ホテル協会などが後援。昨年7月に開催した第4回には1500名が来場したが、今年は2000名をめざすという。

 ピンクドットは09年にシンガポールで始まった、「LGBTがより生きやすい社会」をめざすためのイベントで、参加者はピンク色のものを身につけることが特徴。今年は会場周辺に「ピンクカーペット」を敷き、一般企業がLGBTの支援者「アライズ(allies)」となることを宣言する企画「ウェルカミングアウト」や、ゲストによるトークショー、ビデオメッセージの放映などをおこなう。

 そのほか、情報発信の強化に向け、日本トランスオーシャン航空(NU)代表取締役社長の丸川潔氏など7名が「ピンクドット沖縄大使」に就任。LGBTを支援するアライズとして、同イベントの広報活動をおこなう。

 会場はテンブス館前広場で、11時から17時までを予定。また、翌24日の12時から15時までは波の上うみぞら公園で後夜祭をおこなう。