ピーチ、新千歳/福岡、台北線開設へ、9月24日から

  • 2017年5月18日

札幌市内のホテルで開催した記者会見の様子。中央が井上氏  ピーチ・アビエーション(MM)は5月18日、9月24日から新千歳/福岡線を1日1便で、新千歳/台北(桃園)線を週3便で、それぞれ運航を開始すると発表した。MMは17日に、9月24日から仙台空港を第3拠点化するとともに、1日2便で仙台/新千歳線を運航することを発表したところ(関連記事)。新千歳線は現在1日3便または4便で運航中の関空線と合わせて、4路線を運航することになる。

 MMは18年度中に新千歳を4番目の拠点空港とする予定で、同社CEOの井上慎一氏は今回の新千歳3路線の開設にあたり「北海道を、アジア諸国にとっての日本の北の玄関口にしていく」とアピール。「気軽な空の旅を提供するピーチと、豊富な観光コンテンツを持つ北海道がより強く結びつくことで、これまで以上に北海道の活性化に貢献できると期待している」とコメントしている。

 新千歳/福岡、桃園線ともにロードファクターの目標は75%以上で、20代・30代女性の取り込みをはかる。福岡線は日本人旅行者が7割、外国人旅行者が3割となる見通し。台北線はMMの他の国際線と同様、日本人旅行者が3割、外国人旅行者が7割となる見込みだ。

 航空券の販売は5月24日から開始。福岡線は通常運賃のハッピーピーチで片道5690円から3万1990円、桃園線は8080円から4万480円とした。運航スケジュールは以下の通り。

▽MM 新千歳/福岡、桃園線運航スケジュール(9月24日~10月28日)

・新千歳/福岡線
MM456便 CTS 13時20分発/FUK 15時50分着(デイリー)
MM455便 FUK 11時45分発/CTS 14時05分着(デイリー)
・新千歳/桃園線
MM725便 CTS 16時45分発/TPE 20時00分着(水・金・日)
MM726便 TPE 11時00分発/CTS 15時55分着(水・金・日)