4月の宿泊業倒産は8件増の11件、負債計52億円

  • 2017年5月14日(日)

 東京商工リサーチ(TSR)によると、2017年4月の宿泊業の倒産件数は前年比8件増の11件だった。負債総額は36億1700万円増の51億9500万円で、東日本大震災関連の倒産はなかった。11件の内訳は、破産が7件、特別清算が3件、民事再生法が1件。

 負債が最も大きかったのは長野県のホテル雄山で、負債総額は11億6300万円。上山田温泉で「ホテル雄山」や「ホテルグリーンプラザ」、「ホテルプラトン」を運営していた。

 96年7月期には約6億8500万円の売上高を計上していたが、景気後退に伴う企業の団体旅行の減少や、長野新幹線の開通による日帰り客の増加などにより宿泊客が減少。過去の設備投資の負担などもあり、昨年6月には「ホテルグリーンプラザ」と「ホテルプラトン」を会社分割してそれぞれ別会社に譲渡。今年1月に「ホテル雄山」も別会社に譲渡し、事業を停止していた。

 なお、旅行業の倒産件数は3件増の4件で、負債総額は8億3200万円だった。旅行業の詳細は別途記載(下記関連記事)。

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