HIS、上期の業績予想を下方修正、HTBが地震の影響長期化

  • 2017年4月28日

 エイチ・アイ・エス(HIS)は4月28日、昨年12月に公表した2017年10月期第2四半期(16年11月1日~17年4月30日)の連結業績予想を下方修正した。昨年の九州地震によるハウステンボス(HTB)への団体・訪日旅行客の減少が長期化していることを受けたもの。売上高は当初予想比20億円減の2670億円、営業利益は25億円減の62億円に修正した。

 一方、経常利益は当初見込みよりも円安で推移しており、外貨建資産の評価益の増加が想定されることから予想値を据え置き。四半期純利益についても当初予想のままとした。

 なお、通期予想の数値については、4月28日に発表したミキグループの子会社化などのM&Aによる影響も含めて精査中としている。