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ハウステンボスがスマホゲーム発表、澤田氏「常に新しい挑戦」

  • 2017年4月26日

(左から)HTBの澤田氏、グッドラックスリーの井上氏  ハウステンボス(HTB)は4月26日、ゲーム開発などを手がける福岡市のグッドラックスリーと共同で、スマートフォン向けゲームアプリ「エアリアルレジェンズ」を開発したことを発表した。HTBを舞台とするロールプレイングゲームで、5月を目処に無料で配信を開始する。現実の園内では、ゲームと連動したイベントなども開催する予定。

 エイチ・アイ・エス(HIS)代表取締役会長兼社長でHTB代表取締役社長の澤田秀雄氏は、26日に都内で開催した記者会見で、「お客様に来園してもらうためには常に新しいことに挑戦しなければならない。今回のゲームはその一環」と説明。「テーマパークと連動したゲームは今までにない。将来は海外でもアプリを提供し、海外の方が来園するきっかけにしたい」と意欲を示した。

ゲームの画面  澤田氏は、昨年7月にHTB内に「ロボットの王国」を、今年3月にはVR(仮想現実)技術を使ったゲームなどを楽しめる「VRの館」をそれぞれ開業したことを説明。これらの取り組みがそれぞれ、来園者数を数%伸ばせるとの考えを示した上で、ゲームアプリについても同様の伸びを期待できるとした。

 現在の来園者数の推移については「熊本地震の影響もあったが、来園者は(前年比で)2桁増となっており、今後も成長は続く」と説明。「少しの積み重ねが2桁の成長につながる。ゲームアプリを楽しんで、ハウステンボスに来て欲しい」と語った。

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