関空、16年度の国内線旅客は3.2%減、伊丹は1500万人超

  • 2017年4月25日

 関西エアポートによると、関西国際空港(関空)の2016年度(16年4月~17年3月)の累計輸送実績(速報値)で、国内線の旅客数は前年比3.2%減の656万9782人、旅客便の発着回数は3.0%減の4万5869回となった。国際線・国内線をあわせた総旅客数は7.0%増の2571万4267人で、開港以来初めて2500万人を上回った。

 3月については、国内線旅客数は9.0%増の62万645人となり、3ヶ月連続で前年を上回った。旅客便の発着回数は8.2%増の4040回と3月として過去最高を記録。バニラエア(JW)が3月に函館線と奄美大島線を開設したことなどが後押しした。国際線・国内線の旅客数の合計は8.4%増の236万3005人で、3月の記録を更新した。

 大阪国際空港(伊丹)については、16年度の国内線旅客数は3.2%増の1510万395人となり、8年ぶりに1500万人を上回った。旅客便発着回数は0.5%減の13万4869回だった。3月単月では旅客数は8.7%増の139万7196人となり、11月連続で増加。発着回数は0.2%増の1万1389回だった。

 国際線については別途記載(下記関連記事)。