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上方ゆかりの舞踊を楽しめる「花舞台浪花賑」 4月28日開催(2)

 公演に先立ち、演出の駒井宏昭、山村友五郎、瀬戸内美八、片岡愛之助、桂米團治が顔を揃え、記者会見が行われた。

 それぞれに演目の見どころや魅力を語り、アピール。「上方の華を楽しんでほしい」(駒井昭宏)、「ゆっくりと変わっていく役の違いを感じてほしい」(山村友五郎)、「タカラヅカは明るい、華やかな雰囲気で、和のテイストで洋楽を表現することが多いですが、駒井先生の演出により、どのような舞台になるのか、今からワクワクしています」(瀬戸内美八)、「ドラマチックでわかりやすいですから。歌詞をじっくり聞いてみてください。こうしたことで上方歌舞伎を知ってもらい、広めていきたいですね」(片岡愛之助)。最後に案内役の桂米團治が、「贅沢なプログラムだと思います。舞台の上ではお客様の目線で見ていきたい。変化がいっぱいの舞台になりそうなのでお楽しみに!」とまとめた。笑顔と笑いの多い記者会見で、チームワークも万全の模様だ。

 大阪国際フェスティバルは、クラシック音楽の祭典として、1958年にフェスティバルホールで始まった。ホールがあるビルの建て替えなどで一旦休止。2013年に再スタートした。クラシックだけでなく日本の古典芸能も積極的に取り上げ、日本文化の普及に努めている。(井村日登美)

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(17/04/25)


情報提供:トラベルニュース社