全日空（NH）はこのほど、2020年の東京五輪開催に向けて18年1月から国内線に導入する特別塗装機のデザインと愛称を発表した。公募により決定したもので、機体のデザインは野球や水泳など各種目の人型シルエットや富士山、東京スカイツリー、桜など日本を象徴する自然や建造物などを描いた、神戸市在住の松本朝陽さんの作品を採用した。

機体デザインのイメージ

　同社は16年10月から11月まで機体デザインを公募。応募された786作品から5つの入賞作品を選定後、1月から2月にかけてインターネット上で、最終選考のための投票を募っていた。

　NHは機体の愛称を「HELLO 2020 JET」に決定。東京五輪のコンセプトである「全員が自己ベスト」「多様性と調和」「未来への継承」の実現をめざして、利用者とともに20年を迎えたいとの思いを込めたという。