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中部、17年夏ダイヤ国際線は週345便-中国など増加

  • 2017年3月26日

 中部国際空港によると、2017年夏ダイヤ(3月26日~10月28日)の4月1日時点の国際線旅客便の週間便数は345便で、16年夏ダイヤのピーク時から10便減、冬ダイヤのピーク時から7便増となった。乗入航空会社数は25社で、就航都市数は16年夏ダイヤから1都市減、16年冬ダイヤと同数の39都市となった。

 方面別では、16年夏ダイヤのピーク時と比べると中国が5便増の131便に。16年冬ダイヤ期間中に中国東方航空(MU)が上海(浦東)経由の蘭州線や青島経由の成都線などを開設したことで、前年を上回った。17年夏ダイヤ期間中には、春秋航空(9C)が週3便の貴陽線を運休する一方、浦東線を週3便増やしてデイリー化。加えて、上海吉祥航空(HO)が浦東経由の福州線を浦東経由厦門線に変更。便数は現在と同じ週7便で運航する。

 台湾・香港は、16年冬ダイヤ中にVエアー(ZV)が運航を停止したことなどが響き、13便減の61便に。東南アジアも2便減の56便と前年を下回った。韓国、ビーチリゾート、北米、欧州、中東は同数だった。北米については、エア・カナダ(AC)が6月2日からエア・カナダ・ルージュでバンクーバー線を11年ぶりに再開し、週3便から4便で運航する。

 国内線に関しては国際線と集計方法が異なり、4月の旅客便の1日あたりの運航便数は、16年夏ダイヤのピーク時から12便減、冬ダイヤのピーク時から1便増の82便。就航都市は前年と同じ18都市だった。なお、全日空(NH)が宮崎線を1日2便から1日3便にするほか、6月17日から宮古線を1日1便で運航。このほか、アイベックスエアラインズ(FW)が福岡線を1日1便から1日2便にし、1日1便で運航中の宮崎線を運休する。詳細は以下の通り。

▽中部 17年夏ダイヤ、航空会社別便数一覧
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