フジドリーム、今夏は関空/北海道チャーター強化、便数倍増

  • 2017年3月14日

 フジドリームエアラインズ(JH)は今夏、関空/北海道間のチャーター便を強化する。同社によれば昨年の好評を受けたもので、今年は6月17日から9月10日にかけて、関空/稚内間については片道41便、中標津間については片道7便の計48便を運航。それぞれ前年比では22便増、1便増で便数はほぼ倍増となる。

 使用機材は76席のエンブラエルE170型機または84席のE175型機で、搭乗者数は最大3900名。国内旅行会社のツアー参加者が利用する予定で、搭乗率は8割以上をめざすという。

 JHは2015年度から関空/北海道間でチャーター便の運航を開始。15年度は関空/稚内間が4便、関空/中標津間が2便で搭乗率は40%台と振るわなかったが、16年度は関空/稚内間を19便、関空/中標津間を6便にそれぞれ大きく増やしたところ、旅行会社における認知度も高まり、搭乗率はともに90%台を記録したという。

 JHは設立当初の2009年からチャーター便の運航を開始し、全国各地の空港から夏は北海道、冬は沖縄の離島や奄美諸島などに就航。16年度は1200便を運航し、搭乗者数は6万4765人、搭乗率は70%を予想する。17年度については1000便を運航し、搭乗者数は6万3000人、搭乗率は75%を見込む。