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JTB首都圏、定員11名のラグジュアリーバス導入、4月から

  • 2017年1月23日

「ROYAL ROAD PREMIUM」イメージ JTB首都圏は4月1日、大型バスながら定員を11名に絞ったバス車両「ROYAL ROAD PREMIUM」を導入し、高品質で高付加価値の商品に特化したバス旅行事業を開始する。

 JTB首都圏のロイヤルロード銀座(RRG)では、昨年から富裕層のシニア向けに「ラグジュアリーバスで巡る夢の休日」を販売し、この効果もあってRRGにおける国内旅行の取扱件数は前年比50%増で推移。好調なインバウンドを含めて独自のラグジュアリーバスを運行して需要の取り込みをはかる。

 バスの運行会社はケイエム観光バス。車内には全席窓側の本革張り独立型シートを11席配置したほか、飲み物などを提供できる小型のパントリーなどを配置。化粧室のスペースにも余裕をもたせたという。また、各シートにはパーソナルモニターも備える。

 新車両は、富裕層をターゲットとした募集型・受注型の企画旅行のほか、富裕層関連ビジネスをテーマに他社とのコラボレーションなども想定。募集型企画旅行は「ラグジュアリーバスで巡る夢の休日」のブランドで1月24日に販売を開始する。

 例えば「【貸切】寛ぐ伊東遊季亭川奈別邸と伊豆高原桜のアーチ2日間」は、4月4日出発でツアータイトル通り伊東遊季亭川奈別邸を貸し切る内容で2名1室利用の場合1名18万円。また、東海道を横断して京都の葵祭を訪れる5日間のツアーは、箱根吟遊や伊勢志摩観光ホテル・ザ・ベイスイートなどに宿泊して2名1室で1名66万円としている。