成田・羽田から白馬・飛騨高山へバス割引、乗継で最大12%

  • 2017年1月22日

 成田または羽田の2空港と白馬・飛騨高山との間のアクセスでバスを利用し、新宿で乗り換える場合に運賃を割り引くサービスが1月24日に始まる。京王電鉄バスと京王バス東、アルピコ交通、濃飛乗合自動車、東京空港交通の5社が協力して実施するもので、空港発着のリムジンバスと白馬・飛騨高山への中央高速バスを組み合わせて利用を促進する。

 料金は、例えば成田/白馬間で大人1名の場合、成田/新宿間が3100円、新宿/白馬間が4850円で合計7950円のところを7000円と11.9%割り引く。また、羽田/飛騨高山間で高山濃飛バスセンターを利用する場合、空港線が1230円で新宿/高山濃飛バスセンター間が6690円で合計は7920円だが7100円とする。割引率が最大となるのは成田/白馬間の子ども運賃で3980円を12.1%引きの3500円で提供する。

 乗り継ぎの有効期間は7日間とし、都心での滞在も楽しんでもらう。利用を希望する旅行者には、空港発の場合は空港のバスチケットカウンターで割引サービスの利用意向を告げて普通運賃で新宿まで購入してもらい、その際に乗車券と領収書とあわせて割引券と案内文を提供。中央高速バスの乗車券は、乗り継ぎ場所であるバスタ新宿で割引価格で販売する。一方、空港行きでは、白馬と飛騨高山の窓口で高速バス乗車券とリムジンバスの引換券を販売する。

 販売場所は両空港のチケットカウンターと白馬町、平湯温泉、高山濃飛バスセンター。