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阪急交通社、大阪で「ドクターイエロー」見学、京都鉄博を貸切

  • 2016年5月25日

ドクターイエロー  阪急交通社は5月25日、「ドクターイエローと新幹線 鳥飼車両基地(大阪)見学 京都鉄道博物館2日間」の販売を開始した。新幹線の設備などを検査する試験車「ドクターイエロー」や、大阪の鳥飼車両基地、4月末にリニューアルオープンした京都鉄道博物館などを見学するもの。同社によると、昨年の10月と11月に名古屋で実施したドクターイエローの見学ツアーが好評だったことから企画したという。出発日は7月29日、30日、31日のいずれかで、発着地はJR東京駅。品川駅と新横浜駅からの乗車も可能とした。

 ツアーは、JR新大阪駅から鳥飼車両基地までの区間で回送列車に乗車。基地内では、ドクターイエローの車体傾斜試験や打音検査の様子などを見学する。29日と30日出発の場合は「車両所見学体験コース」として、車体と車軸をつなぐ台車部品の見学などを実施。31日出発の場合は「電気保守体験コース」として、電気設備の整備などをおこなう「保守用車」を見学する。

 さらに、京都鉄道博物館の貸切見学をおこなうほか、「嵯峨野トロッコ列車」にも乗車。京都市内の自由散策の時間も設けた。旅行代金は大人が1名4万9900円から5万2900円まで、子供は3万9900円から4万2900円まで。募集定員は3日間の合計で315名で、最少催行人員は各日30名とした。