JNTO、訪日米国人100万人突破でキャンペーン、日系航空2社と

  • 2016年1月20日

キャンペーンのロゴ  日本政府観光局(JNTO)は、2015年の訪日米国人旅行者数が前年比15.9%増の103万人となり、初めて100万人を突破したことを記念し、日本航空(JL)と全日空(NH)の協力のもと「訪日100万人達成!感謝キャンペーン」を開催する。第1弾では2月にJLが「100万人達成記念特別割引運賃」で航空券を販売。3月には第2弾として、NHの米国/日本線の往復航空券を抽選で5組10名に提供する懸賞キャンペーンを予定する。

 JLは米州地区ウェブサイトで2月1日から16日まで、特別割引運賃による航空券販売を実施。2月2日から5月31日までに米国を出発する日本行きの航空券が対象で、グアム発便や米国の国内線区間は対象外とするが、アメリカン航空(AA)が運航するJL便名の運航便については対象に含む。対象クラスはビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスの一部を除く各運賃で、割引率は5%。燃油サーチャージなどは割り引きの対象外とする。購入時には、1月25日に公開する専用ページ上でアンケートに回答する必要がある。

 なお、東アジア以外の国と地域で年間の訪日旅行者数が100万人に達したのは、同国が初めて。JNTOでは米国の大手旅行誌の「Travel + Leisure(トラベル・アンド・レジャー)」や「ナショナル・ジオグラフィック・トラベラー」などでの高評価や、円安の継続、燃油サーチャージの引き下げ、訪日プロモーションの継続などが増加を後押ししたとの見方を示している。