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「赤プリ」跡地、開発後は「東京ガーデンテラス」に

  • 2014年12月11日

「東京ガーデンテラス」全景イメージ 西武ホールディングスの子会社である西武プロパティーズはこのほど、グランドプリンスホテル赤坂の跡地開発計画「紀尾井町プロジェクト」について、開発後の施設全体の名称を「東京ガーデンテラス」に決定した。

 西武ホールディングスでは、長期戦略と中期事業計画で不動産事業を企業価値向上の鍵として位置づけているところ。中でもグランドプリンスホテル赤坂の跡地やその周辺は、弁慶濠や清水谷公園など緑が多く歴史が深い一方、地下鉄5路線が利用できるなど利便性も高い地域だ。プロジェクトでは利便性の更なる向上や地域の活性化に貢献するため「みどりと歴史に抱かれた国際色豊かな複合市街地」をめざしている。

 「東京ガーデンテラス」の名称については、紀尾井町の立地特性を「東京」で表した上で、周辺の緑などを「ガーデン」、弁慶濠沿いに階段状に設ける商業ゾーンを「テラス」と表現したという。

 なお、東京ガーデンテラスは2016年夏の開業予定で、敷地内にはオフィス、ホテル、住宅、商業施設を配する計画。ホテルの名称は今後決定し次第改めて発表するという。