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ハワイ体験レポート:創業50周年のアラモアナセンターの魅力再発見
[掲載日:2009/11/19]  
創業50周年のアラモアナセンターの魅力再発見
〜話題のスポットとメイド・イン・ハワイをめぐる楽しさに注目〜


 毎年4200万人が訪れる世界最大級のオープンエア・ショッピングモール、アラモアナセンター。2008年3月に2年の歳月をかけた拡張工事が完了し、現在の総面積は19万5000平方メートル、ここに約290の店舗が入っている。そして今年、米国50番目の州となって50周年を迎えたハワイ州同様、アラモアナセンターも創業50周年という節目の年を迎えた。ニューショップの出店情報やクリスマスイベントなど、話題の絶えない同センターに改めて足を運んだ。




山側にデパートと35店舗を拡張

 アラモアナセンターの創業は1959年8月13日。現在までに6回のリノベーションおよび拡張工事を行ない、総面積は当初の3倍に拡大している。

 まずは、巨大なショッピングモールの建物の構造を簡単におさらいしておこう。ビーチに面する東西に細長いセンター棟は4階建て。吹き抜けの構造で、どこを歩いていても開放的で、気持ちがいい。このセンター棟を囲むように4つのデパートが隣接しており、西にメイシーズ、東にシアーズ、海側にはニーマン・マーカスが建ち、2008年3月には山側のコナ・ストリートを挟んでカピオラニ・ブールバードに面して、米国の大手高級デパートのノードストロームが建てられた。1901年の創業時、靴店としてスタートしたノードストロームは、シューズコレクションの充実に定評がある。

 センター棟とノードストロームは、2階と3階部分がコンコースでつながり、ここに約35の店が入店。ハワイ初進出となるアメリカンブランドの「J.Crew」や、女性に人気の「チコズ」などが注目されているほか、ハワイのスポーツウエアブランド「カハラ」が初の独立店を構え、ハワイアンジュエリーの「フィリップ・リカード」がファクトリー・ショールームをオープンさせている。ショップ以外では新設部分に、800台の駐車場とワイキキトロリーのバス停も設置された。ノードストロームから訪れる場合は、レンタカーでは山側の駐車場、ワイキキトロリーを利用する場合はピンクラインが新しいバス停にも停車する。

 アラモアナセンターは日々進化するショッピングモールで、拡張部分以外でも話題の店舗が登場する。10月中旬過ぎに訪れた時、注目されていたのは10月1日にセンター棟2階にオープンしたばかりの「ヴィクトリアズ・シークレット」だ。セレブやトップモデルが愛用していることで知られるランジェリーブランドは、日本人旅行者にも大人気。また、「アバクロンビー&フィッチ」や「フォーエバー21」など日本でも話題のカジュアル系ファストファッションのショップもある。


モールで“メイド・イン・ハワイ”を巡る

 巨大モールは、ただ店舗内を歩き回るのではなく、ある程度目的を絞っておくのが楽しむためのコツ。目当ての店の場所を把握してから行くのが一番だが、特に目的がなかったり、観光のアトラクションとして訪れる人には、メイド・イン・ハワイにこだわった店巡りをすすめたい。

 例えば、センター棟の2階に位置する老舗のアロハウェアのショップ「レインズ」。ここはアラモアナセンター創業時から入店しているので、同店も今年で50周年となる。ハワイの正装でもあるアロハシャツは滞在中に着て楽しむのも、旅行の記念に買うのもおすすめだ。女性なら創業50年の歴史を誇るリゾート・ファッション・ブランド「トリ・リチャード」がいいだろう。着心地のいいリゾートウエアは、ハワイらしいプリントとポップなカラーが特徴。コンコース2階に初の独立店を構えた「カハラ」は姉妹店で、男性用のアロハシャツやパンツ、水着などが充実している。

 ハワイ原産のコアウッドを使った小物や家具を扱う「マーティン&マッカーサー」は、プレゼントや記念品を買うのに最適な店。木目の美しさを活かしたコア製品をはじめ、ウミガメなどハワイらしいアイテムの商品もあり、見ているだけでも飽きない。そのほか、キルト専門店の「ハワイアン・キルト・コレクション」、ハワイアンジュエリーの名店「フィリップ・リカード」や「ナ・ホク」も外せない店といえるだろう。

 ハワイアンアイテムにどっぷり浸るなら、コンコース2階の「ブルーハワイ・ライフスタイル」にも立ち寄りたい。食品、化粧品、書籍、CDなど、すべてハワイ産の商品がセンスよくディスプレイされている。ヘルシー志向のバーではジュースやコーヒーが楽しめ、おすすめはなんといっても「アサイーボウル」。南米のヤシの果実であるアサイーはハワイ原産のものではないが、栄養価の高さで注目されている食材。アサイーボウルは、これをシャーベッド状にしてバナナやシリアルをトッピングしたデザートだ。日本で食べたものに比べ、フルーツの甘味とさっぱりした食感が癖になる魅力的な味で、実においしかった。







食事でもハワイアンをテーマ

 アラモアナセンターの290店舗のうち、約70店舗は飲食店だ。ファーストフードやカフェはもちろん、和食、中華、イタリアン、フレンチとあらゆるレストランが入っていて、拡張の度に食の魅力を増しているのも、同センターの特徴といえるだろう。

 ここでもハワイらしい雰囲気にこだわってみよう。リーズナブルに素早くすませるなら、なんといっても約30の店が並ぶフードコート「マカイ・マーケット」に直行するのがいい。世界各国の味がそろい、そこにいる人々もワールドワイドで面白い。このなかでハワイアンな味なら「アラモアナ・ポイ・ボウル」で、ロコモコやランチプレートを。食後は、コナ・コーヒー専門店の「アイランド・ビンテージ・コーヒー」で好みの1杯をテイクアウト。お土産はもちろん、パイナップル型のショートブレッドクッキーで知られる「ホノルル・クッキー・カンパニー」で新作を仕入れよう。

 たっぷり時間をかけて食事を楽しみたい人は、ファイン・ダイニングへ。ニーマン・マーカス3階の「マリポサ」では、パシフィック・リージョナル・キュイジーヌを提供している。地元ハワイ産の新鮮なシーフードや野菜などの食材、これにさまざまな食文化を融合したハワイ独自の料理の数々は、見た目にも美しい。食後にはぜひ、同店のシグニチャー・デザート「ウォーム・リリコイ・プディングケーキ」を。また、ハワイを代表する有名シェフ、アラン・ウォン氏プロデュースのカジュアルレストラン「パイナップルルーム」もおすすめ。同店はメイシーズの3階に位置している。


アラモアナセンターからの市バス観光が増加傾向

 広大なアラモアナセンターで頼りになるのが、センター棟1階中央のセンターコートにある「カスタマーサービスセンター」だ。各店の案内はもちろん、レストラン選びのアドバイスや諸施設の説明など、あらゆる質問・問いあわせに対応してくれる。日本人スタッフ3名、日本語スタッフ1名を配しているので、日本人旅行者には心強い味方となってくれるだろう。

 近年の傾向を聞くと、日本からの旅行者はシニア層が目立っているという。どうやらロングステイと思われる夫婦が多いようだ。またよく聞かれるのが、アラモアナセンターから別の観光地へ行く市バス「The Bus」の乗り方について。ここからハナウマ湾ノースショアといった観光地へ、市バスで行く人が増えているのだという。旅慣れたリピーターが増えたと読むべきか、オプショナルツアー離れと見るべきか。いずれにしても、幅広い商品や食などがそろうアラモアナセンターを含め、自分のペースで好みの旅行をしたい人が増えていることは間違いないだろう。

50周年のクリスマス特別企画

 今、アラモアナセンターでは、クリスマスのさま
ざまなイベントが開催されている。今年注目したい
のが、ビッグサンタのミニチュア版オーナメントの
プレゼント。これは、毎年クリスマスの時期になる
と、海側の駐車場に飾る巨大なサンタクロース
「ビッグサンタ」をモチーフに作ったもの。アラモ
アナセンターの創業50周年記念の一環として実施す
る特別なイベントで、11月14日から12月24日まで、
500米ドル以上の買い物をした13歳以上の先着6000名
にプレゼントする。

 恒例のイベントも顕在で、期間中は1階のセンター
ステージ前で、サンタクロースとの記念撮影も1回
17米ドルで実施する。さらに、センター棟の2階では
11月27日から12月27日まで一部期間を除き、全長
9メートルのお菓子の汽車「キャンディーケーン・
トレイン」が巡回し、12歳以下の子供なら1回7米
ドルで乗車することができる。

 また、年始の楽しみといえば福袋。毎年1月1日に
販売し、多くの日本人旅行者も来店する。参加店舗
は年によって異なるものの約40店。高級ブランド
ショップが福袋を用意する年もあり、事前にチェック
をした方がよりお得な買物ができそうだ。アラモア
ナセンターでは、今年8月に日本語サイトをリニュー
アルしており、リテール・サービス・ディレクター
のクリスティン・キルバーン氏は「最新の情報をで
きる限り早く掲載していきたい。福袋情報は早けれ
ば1ヶ月半前、遅くとも1ヶ月前には載せるので
チェックを」と話す。


▽アラモアナセンター
www.alamoanacenter-jp.com


今週のハワイ50選

アラモアナセンター(オアフ島)
ハナウマ湾(オアフ島)
ノースショア(オアフ島)
アロハをまとう(ハワイ全島)
コナ・コーヒー(ハワイ島)
ハワイアンフード(ハワイ全島)


▽関連記事
ハワイ現地レポート:カウアイ島とオアフ島、スペシャリストと魅力を再発見(2009/11/05)


取材:竹内加恵





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