■07月現在のメールニュース登録者数 34413 名様

JATA燃油サーチャージチーム、消費者感覚を重視し、2月下旬に答申へ
[掲載日:2007/12/13]  
 日本旅行業協会(JATA)の燃油サーチャージ問題対策チームの全容が明らかになった。既に11月29日にホールセラーやリテーラー、インディビ関係など19社にヒヤリングを実施しており、問題点と課題を整理したうえで、14日に第1回の会議を開催する。ここで論点整理と方向性を決定し、集中討議を経て2月下旬に答申案を提出、3月には国土交通省や航空会社、公正取引委員会と協議する予定で、チーフの石山醇JATA参与は改めて「消費者目線と旅行会社の現場の苦労にスポットをあて、一歩でも二歩でも前進できるよう、業界をあげて取り組む」と、意気込みを示した。対策チームのメンバーは下記の通り。

 燃油サーチャージを巡っては、これまでも国土交通省との議論で計3回の通達が出され、一時はサーチャーチ額の改定を半年に1回とする基準を決めたこともあった。その頃の議論では、JATAは旅行業界の置かれる現状を踏まえた要望をしていたが、今回は「消費者の業界不信、航空運賃の不透明さは、国策でもある観光需要の促進に良くない」として、消費者感覚をポイントに訴えていく考え。特に、航空運賃とサーチャージについては「内訳の説明責任がされていない。本来は航空会社が説明するところだと声を大きくしていいたい」と強調する。

 対策としては制度の廃止や、運賃券面額の切り込み、総額表示、運賃への一本化が上げられているが、実施したアンケートでは、企画旅行商品にかかる「別建て」徴収と「総額表示」に関し、「総額表示」をのぞむ回答がほとんどだったという。ただし、額の変動によるリスクや手数料などの問題から、「条件付なら」「実施は不可能か」などの意見も付記されており、商品造成のサイクルにあわせた改定の要請なども念頭に、消費者にとって都合の良い表示とすることを検討する。また、航空運賃への一本化については、完全な組み込みでなくても、燃油サーチャージ導入当初の1区間あたり500円程度からの金額に抑え、残りを運賃に組み込むことを含めて検討していくとしている。


▽対策チームのメンバー(氏名/所属)※敬称略
チーフ:石山醇/JATA参与
サブチーフ:小林鉄央/JATA関東支部事務局長
メンバー:木村大治/JTBワールドバケーションズ航空仕入部チームマネージャー
      大田真規男/JTBワールドバケーションズ商品企画部チーフプランナー
      石田恒夫/JTBグループ本社海外企画チーム海外個人政策マネージャー
      和田春樹/近畿日本ツーリスト本社海外企画チーム個人政策マネージャー
      今井洋史/ジャルパック商品戦略部航空仕入グループ長
      西川和彦/阪急交通社営業企画部マーケティング課長
      本田実/ANAセールス取締役企画室長
      五十嵐英博/大学生協事業センター(JATA関東支部副支部長)
      浦野修/JTB首都圏営業部販売課長(JATA関東支部海外旅行委員長)
      森井隆/トップツアーコンプライアンス室長(法制委員会)
      斉藤文男/公正取引協議会事務局次長
事務局:庄司武夫/JATA法務・弁済部法務担当副部長
     浜崎祐生彦/JATA業務部業務第一G副部長

▽関連記事
JATA、サーチャージ額検討でクルーズ総額表示の方針が航空にも影響か(2007/12/06)

JATA、サーチャージ対策特別チームの石山参与「消費者目線を重視する」(2007/11/28)


▽キーワード
燃油サーチャージ額−上昇と再度の議論へ(2007/11/26)



写真 1 フォトニュース:ルフトハンザ、日本路線にA380型機を導入
写真 2 KNT、中国四川省から「こども大使」招待−55周年事業、地震被災者に笑顔を
3 JTB、宮崎応援キャンペーン実施−ウェブサイトに特設ページも用意
4 第3回フライト検定、東京、大阪、名古屋で開催−新たに上級コースを設置
5 ロサンゼルス国際空港、展望デッキが9年ぶりに再オープン
6 OTOA、ワークショップを大阪で開催−オペレーター36社が参加予定
7 兵庫県が中国語、英語版の観光動画WEBを開設
8 長野県の学習旅行、08年度は60万人受け入れ
9 09年度は旅行会社の7割が減収、中堅は増収多く−帝国データバンク調査
10 6月の国際線需要は12%増、欧州以外は2ケタ増に−ロードファクターは約8割
11 バリアフリー旅行部会、聴覚障がい者向けにコミュニケーションカード作成
12 KNT、「エンタメツアー」専門サイトを開設−韓流ツアーなど情報集約
13 トップツアー、ワーグナーのオペラと上海万博を組み合わせたツアー発売
14 成田、6月の国際線旅客数は20%増−日本人、外国人ともに大幅増
15 IHG、大阪にインターコンチネンタル開業へ−ホテルとレジデンス、13年目標
16 シルバーシー、オーストラリア周遊クルーズの船内プログラムを発表
17 ラオス・ビエンチャン、11月は「デラックスホテル」が混雑いたします
写真 18 現地レポート:オマーン、新しいアラビア観光の可能性を発見
19 エアベルリン、ワンワールド加盟へ合意、グループのニキ航空も参加へ
写真 20 キャセイパシフィック航空、ヒースロー空港にラウンジを新設
21 楽天トラベル、朝ごはんフェスティバルを開催−朝食付きプランをアピール
22 中部、6月の国際線旅客数は41%増−4ヶ月連続プラス成長
写真 23 ANTOR、「Let's go 海外!」開催、今年は1万5000人が来場
24 佐賀・唐津市で地旅博開催 全旅、11月にテストツアー
写真 25 春秋航空が茨城に就航、初便搭乗率80%も「不満」−片道4000円に意欲


トラベルビジョンはあらゆる手法で旅行業界内の情報流通に貢献します。

発行媒体

|   日刊トラベルビジョン   |   THE TRAVEL VISION NEWS   |  

サービス(旅行業界向け)

|   E-DM配信   |   ウェブプロモーション企画・運営   |   業界セミナー   |   マーケティング代行   |