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           ● 日刊トラベルビジョン ●
           http://www.travelvision.jp/

           旅行関係業界メールニュース (朝刊)        
           No 2307(2008年04月16日)

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※日刊トラベルビジョンの全文・印刷画面は下記リンクをクリックして下さい
http://www.travelvision.jp/modules/evennews/Pastpreview.php?id=69&day=20080430PM



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● トップインタビュー
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         >>>トップ・インタビューのトップページはこちら
         http://www.travelvision.jp/html/bn_cnt/topintv.html

◆近畿日本ツーリスト代表取締役社長 吉川勝久氏(04.30)

 社員全員参加型の中期経営計画を策定へ
 双方向の旅行需要をつかみ、新たなビジネスモデルの確立を

今春、近畿日本ツーリスト(KNT)代表取締役社長に就任した吉川勝久氏。KNT
親会社の近畿日本鉄道において、鉄道事業からグループ全体を統括し、幅広い
見識を持ち合わせ、みずから「明るさ」が自身の持ち味という。旅行市場は激
変にさらされ、KNTも昨年には組織を再編し、1月から新たなスタートを切った
ところで吉川氏が就任。今後のKNTを導く方向性、親会社との連携などを聞い
た。

 ※続きは下記へ 
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 ● 主要ニュース
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 ◆新会社デルタ航空、統合効果でノースウエスト運休の成田/JFK線の復便視野(04.16)

 デルタ航空(DL)とノースウエスト航空(NW)の両社が統合し、新会社デルタ航空の設立に関し、現地15日にDLのCEOリチャード・アンダーソン氏、 NW社長兼CEOのダグラス・スティーンランド氏、DL社長兼CFO(最高財務責任者)のエドワード・バスティアン氏が記者会見した。この中で、スティーンランド氏は統合による規模拡大のメリットとして、「ノースウエスト航空が成田/ニューヨーク(JFK)線を運休しているが、こうした路線を再開することもある」と語り、堅調な経営環境にある場合の路線拡大も示唆した。NWは2005年10月、当時は燃油費の急騰を理由に運休を発表。昨年、来日したスティーンランド氏はボーイング787型機の導入で、成田/JFK線の復便を示唆するなど、この路線の旅客便の復便を強く意識していた。ただし、今回の統合の理由もアンダーソン氏は「燃油費によるところも大きい」とコメントしており、両社の統合による強い財務体質、経営環境を築くことが喫緊の課題だ。統合による黒字化のめどについて、アンダーソン氏は「燃料費が現在の水準であれば、統合後の2009年に黒字化は可能」とするものの、「燃油費は引き続き上昇していく」と予断は許さないようだ。

 今回の統合の最大の理由として、世界的に航空自由化がすすめられる中、エールフランス航空(AF)/KLMオランダ航空(KL)の経営統合をはじめ、ルフトハンザドイツ航空(LH)とスイス航空(LX)、日本航空(JL)と旧日本エアシステム、あるいはインドなどで統合があったことをあげつつ、強靭な航空会社に変貌していくという考えを強く印象づける発言が各氏から続いた。その一方、路線の統廃合や市場の寡占化による航空運賃の上昇についての指摘もある。これに対し、路線はアメリカ国内について、DLは今年10%減、NWは5%減の供給であり、「燃料費の高騰、経済状況が悪い場合にはさらに検討をする」としたものの、「ハブ空港の閉鎖はしない」と現存する両社のハブ空港は活用していく考え。ハブとして、アトランタ、シンシナティ、デトロイト、メンフィス、ミネアポリス/セントポール、ニューヨーク、ソルトレークシティは米国内、パリ、アムステルダム、東京が米国外でのハブとなる。寡占化についても「アメリカ国内は非常に競争が激しい。格安航空会社(LCC)はこの10年でシェアが3分の1になり、トラベロシティやエクスペディアなど、IT技術を活用した安い価格の一覧を簡単に見ることができ、競争環境は確保されている」(スティーンランド氏)という。

 また、DLが発表しているAFとの大西洋路線の合弁会社も継続される。NWはKLとの連携が深く、既に4社の合弁としても規制の基準を満たしているという。


▽関連記事
◆デルタ航空とノースウエスト航空が合併、新名称は「デルタ航空」に(2008/04/15)

◆NWスティーンランドCEO、日本でのプレゼンスを強調−787型機導入で新路線も(2007/11/14)

◆エールフランスとデルタ、大西洋路線全てを合弁事業化へ−ヒースロー/北米線に参入へ(2007/10/19)

◆デルタ航空、CEOのグリンシュタイン氏ら経営陣が語る今後の国際線戦略(2007/05/28)

◆NW、燃油費の高騰でNRT/JFK線を10月1日から無期限で運休(2005/09/08)


 ◆シンガポール航空、A380型機Yクラス販売はチャレンジ−スイートはFの15%高(04.16)

 シンガポール航空(SQ)は5月20日、日本に初飛行するエアバスA380型機の就航を控え、機内設備の一般公開に先立ち、報道陣に公開した。SQ日本支社長のフィリップ・ゴー氏は「成田国際空港開港30周年の記念の日に花をそえ、またアジアではシンガポール以外で初めての就航地に選んだことは、日本市場へのコミットメント(責務)をあらわしている」と語り、大きな決断であったことを説明した。また、SQバイスプレジデント・コントラクトのシム・キム・チュイ氏は、2002年ごろから顧客の「声」を聞くことで着手したA380型機の機内設備について、「空間を広くつかうことを考えた」などと説明し、機体製造だけでなく、SQの機内設備にも小糸工業をはじめ、21社の日本企業が参画していることをアピールした。

 SQは今後のA380型機の投入路線として、「スロットが少なく、需要の多いロンドン線にさらに1機を追加、香港線も視野にいれている」(ゴー支社長)としており、こうした発言からすると、さらに成田線への機材の投入も考えられそうだ。ただし、課題は現在のボーイング747型機のエコノミークラスとの対比で、A380型機はおおよそ25%増となる座席数。これについてゴー支社長は、「チャレンジだ。ピーク期とオフ期とでは異なるが、セールスで解決していきたい」と述べつつ、既に就航するシドニー線、ロンドン線を例に「市場、旅行会社からの評価は高く、支持を得られれば搭乗率も高くなる」と語った。

 先ごろの関西線の撤退で指摘される「安売り」の側面も、今回の座席増で懸念される点だが、ゴー支社長は「市場が2000万人に向けて動いている。成田線の全てがA380型機ではないが、需要喚起の一役をになえばよい」と語り、前向きな思考を示すにとどめた。また、SQは日本就航40周年を記念したキャンペーンや特別運賃の投入などで、活性化を図る考えを示した。

 なお、「ファーストを超えるクラス」というシンガポール航空スイートについては、「他市場でもファーストクラスの15%高い運賃を設定しており、日本でも同様にしたい」(ゴー支社長)としており、今後、国土交通省に申請をする予定だ。


▽関連記事
◆シンガポール航空、A380型機内を東京で6日間展示−毎日1組航空券プレゼント(2008/04/14)

◆シンガポール航空、路線網再編で関空/バンコク線運休−「過度な価格競争に勝者なし」(2008/04/04)

◆シンガポール航空、A380型機を5月20日から日本就航へ−成田便に投入(2008/03/13)

(右写真は、東京・赤坂を会場としたSQのA380型機のビジネスクラスシートの展示)


 ◆JTB、ベトナムに合弁会社、営業開始は5月の予定、インドシナの営業強化(04.16)

 JTBグループのJTB Pte.Ltd(JTBアジア)はグローバル戦略の一環として、ベトナムのT&T社と合弁会社「JTB-TNT Co.Ltd」を発足、ベトナム、およびインドシナでの旅行事業を強化する。JTBでは3年前にT&T社と業務提携をしていたが、ベトナムは今後の経済成長と所得水準の向上により、旅行を含めた消費市場が大きく期待できると判断し、グローバルなマーケットに対応する現地旅行事業会社として展開していく。

 JTB-TNTでは、現在JTBが実施する日本からベトナムのインバウンド事業について、旅行者数の取扱数を2012年度には現在の1.5倍となる7万3000人に拡大する考えだ。また、ベトナムのみならず、カンボジアやラオス、ミャンマーのインドシナ全域の受け事業の拠点とするほか、T&T社のインバウンド事業を譲受し、ヨーロッパやロシア方面の営業を強化。JTBグループの他の海外事業会社と連携し、取り扱いの拡大をはかる。このほか、T&Tからは航空券販売事業も継承し、同社の顧客であるグローバル企業に対する航空券販売のほか、JTBブランドによる日系企業への営業も強化していく。

 設立は4月中をめどとしており、営業開始は5月からの予定。取締役社長には長谷川保宏氏が就任する。従業員は125名で、そのうち7名が日本人の予定だ。そのほか詳細は下記の通り。


▽JTB-TNT Co.Ltd
所在地:本社/ホーチミン
    営業所/ホーチミン市内、ハノイ
資本金:US50万米ドル(80億7800万ドン)
    法定資本金/150万米ドル
出資構成:JTB PTE.Ltdが51%、T&Tが49%
 

▽関連記事
◆JTB、送客力と仕入力の維持・強化をめざしアジアでのM&Aも視野−グローバル化に対応(2007/05/28)

◆JTB、ロッテグループと韓国で旅行合弁会社設立−2011年に120万人取扱目標(2007/04/25)



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 ● 航空関連ニュース
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 ◆日本航空、ブラジルに臨時便を2本運航、6月の日伯100周年記念行事にあわせ(04.16)

 日本航空(JL)は6月17日と22日、ニューヨーク経由の成田/サンパウロ線の臨時便を運航する。JLが運航するサンパウロ線は通常、毎週水曜日、木曜日、日曜日の週3便の運航だが、今年のブラジル日本人移民100周年にあわせ、6月には現地で多数の記念式典が行なわれることから、臨時便の運航を決定したもの。復路の出発日は、サンパウロ発6月18日と6月22日となる。運航機材はまだ決定していないものの、座席数が300席程度のボーイング747-400型機の予定。

 なお、ブラジル日本人移民100周年にあたり、現地では年間を通じた各種の式典やイベントが実施される予定。記念行事のメイン行事としては6月18日の首都ブラジリアで開催される両国政府の公式記念式典、6月21日のサンパウロでの式典、6月22日のパラナ州の記念式典がある。


▽関連記事
◆日ブラジル交流年で3000名送客へ−JATA日伯観光推進委員会(2007/10/01)

◆ブラジル、08年に日本人10万人目指す−日伯交流年の記念行事で需要増に期待(2007/09/13)


 ◆タイ国際航空、F1層と50歳前後の女性対象のキャンペを本格展開(04.16)

 タイ国際航空(TG)は4月15日、現在展開中の「タイ美計画(タイマルビケイカク:実際は○の中に美)」について説明会を開催した。このキャンペーンは7月16日まで、25歳から35歳の女性層、およびその母親世代にあたる50歳前後の女性をメインターゲットとして、美と健康をテーマにタイの魅力を訴求するもの。TG日本地区総支配人のウィワット・ピヤウィロ氏は、「忙しくても、いつも美しく、健康でありたいという女性にとって、充実したスパやエステ、健康的な料理が揃うタイはぴったり」とアピール。また、物価も安く、衛生面のレベル向上により、若い女性だけにターゲットを絞るのではなく、他の層への波及効果にも期待を寄せている。

 キャンペーンのイメージキャラクターには、幅広い年齢層に人気がある女性芸人のにしおかすみこさんを起用。同日からTGのサイトで公開されたウェブムービーでは、多忙なにしおかさんがTGでタイに行き、女王様のキャラクターから、健康に美しく変身する姿を毎週2本ずつ全8本で伝える。内容はTGの機内から始まり、食事やマッサージといったアクティビティ、空港ラウンジまで幅広く扱う。ゲストのにしおかさんは撮影で訪れたタイについて、「食事もエステも揃っており、鮮やかな色彩の建物も魅力的。特に女性同士で行くにはおすすめです」と語った。

 キャンペーンでは、TGでバンコクに行く旅行者に、様々な特典がついたオリジナルガイドブックを提供する。また、旅行会社と期間限定で、マッサージ教室とタイ料理教室の2種類のツアーを設定。そのほかにもすでに、JTBやエイチ・アイ・エスなど旅行会社9社と商品化が決定している。インターネット、新聞、雑誌、JRおよび地下鉄の駅構内と広く広告展開するが、全てキャンペーンページに繋げる。TGでは前年比20%増、バンコクに絞ると約5万人の集客を目指している。

 なお、業界からの注目が集まる成田/プーケット路線については、既報と同様に「7月以降に木曜日と土曜日に直行便の復活を計画している」と述べるに留めた。


▽関連記事
◆タイ国際航空、キャンペーンをウェブで展開−にしおかすみこさんを起用(2008/04/02)

◆タイ国際航空、若い女性対象に「キレイに元気!」テーマでキャンペーン展開(2008/03/13)

◆タイ国際航空、7月にプーケット直行便の復便計画、3月末に中部発深夜便も(2008/01/28)


 ◆エールフランス、東京/成田間の貸切ヘリコプターの旅が当たるキャンペ実施(04.16)

 エールフランス航空(AF)は5月31日まで、オンライン予約の利用者を対象に、東京または埼玉から成田空港までの貸切ヘリコプターの旅を抽選で2組に提供するキャンペーンを実施する。東京へリポート、埼玉の岩槻へリポート、川島ヘリポートのいずれかから、成田空港まで約20分から30分で運航する。到着後は専用車が出迎え、チェックインカウンターまで案内する。期間中にAFのホームページで、7月1日から8月31日までの東京発ヨーロッパ行きの航空券を予約し、所定のフォームから応募した利用者が対象となる。なお、ヘリの利用は応募の際の予約便にのみ適用される。



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 ● 業界ニュース
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 ◆KNT、ラグゼセレクトでA380のスイートクラス利用の旅行を発売、100名を目標(04.16)

 近畿日本ツーリスト(KNT)のラグゼ銀座マロニエは4月16日、「スイートクラス」を利用したラグゼセレクト「シンガポール航空エアバスA380で行く、ラグゼの旅」を発売する。シンガポール航空(SQ)が5月20日に日本路線に就航するのにあわせ、同機材の「スイートクラス」を利用し、富裕層向けに企画したもの。設定方面はシンガポールのほか、バリ島、モルディブの全4コースを設定。滞在もラッフルズのスイートやアマンリゾート、フヴァフェン・フシなど、ラグジュアリーなホテルやリゾートを利用する。

 例えば、「ラッフルズホテルの旅5日間」は、5月20日から9月30日までの設定で125万円から133 万円、「2つのアマンリゾートで過ごすバリ島の休日」は5月21日から9月30日までの設定で、124万円から129万7000円の設定だ。出発日は5月20日(一部21日)から9月30日までの設定で、4コース合計100名の集客をめざす。

 なお、SQが4月16日から20日まで、赤坂サカスでA380の機内設備を公開するのにあわせ、KNTでは4月18日、赤坂サカス横ギャラリー会館で「シンガポール航空で行くラグゼツアー」セミナーを開催。当日はA380の見学のほか、ツアー紹介を実施する。定員は30名で参加費は無料。


 ◆ルックJTB、日本航空チャーターを利用、福岡発の秋のアラスカ旅行を発売(04.16)

 JTBワールドバケーションズは4月18日、日本航空(JL)直行チャーター便を利用した「ルックJTB9/11出発限定『秋のアラスカ7』」を発売した。ルックJTBでは40周年と参加2500万人到達を記念し、JL利用のチャーター便企画を実施しており、これはその一環。福岡からのアラスカへの直行チャーター便利用商品としては4年ぶりになるという。

 往路はアンカレッジ着、復路はフェアバンクス発のオープンジョーの旅程で、行程では9月上旬がピークの紅葉やでなり国立公園、氷河クルーズ、アラスカ鉄道、オーロラ鑑賞など、アラスカの大自然が楽しめる内容を組み込んだ。熟年や団塊世代をターゲットに2コースを設定し、旅行代金は38万9000円から。56名の販売をめざす。






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 ● 観光局・デスティネーションニュース
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 ◆マリアナ政観、成田発の座席量増加を中期的目標に設定、閑散期対策を促進(04.16)

 マリアナ政府観光局(MVA)は中期的目標として、最大市場である東京のゲートウェイとなる成田発の供給量増加を掲げた。4月15日に開催した東京での「マリアナ・セミナー2008」でペリー・テノリオ局長は、2007年12月21日にノースウエスト航空(NW)の大阪便が復便したことから、「次のステップは成田発の座席数を増加させること」と明言。「直行便は成田、中部、関空の3都市発となり、それぞれロードファクターも高い。また、地方発ではチャーター便も増えている」と、旅行者増加に向けた好要因をあげ「厳しい状況は旅行会社と航空会社とのパートナーシップで逆転でき、利益多い結果になると信じている」と、さらなる関係強化を呼びかけた。

 この方針に向け、現状と今後の戦略をMVA日本事務所マネージングディレクターの早瀬陽一氏が説明した。特に成田便に関しては機材がボーイング747からエアバス330に変更になったため供給量が減少し、08年の1月から3月の座席数は対前年同期比で約40%減。「全体の数値に影響しており、楽観視できる状況ではない」との認識だ。

 このため、まずは4月と5月、および10月と11月の閑散期の対策として、NWとのタイアップによるスプリング・キャンペーンやグループ・キャンペーン、アクティブシニアキャンペーンなど、全市場向けと対象客層を絞った2タイプのキャンペーンを多数展開するほか、「サイパンマラソン」「マリアナ丸かじり」など現地イベントも積極的に紹介していく。「キャンペーンは誘客の目的で企画しているもので、ぜひ商品に組み込んで欲しい。また、現地イベントはセールストークの一助として、売りやすい環境につなげたい」との意図だ。こうしたキャンペーンやイベントでマリアナの認知を高め、継続していくことで年間を通した送客を実現し、安定供給の実現と供給量の増加につなげていく考えだ。


▽大阪復便後の商品は5000円から1万円増額、安売りイメージ解消

 大阪市場はNWの復便により、月間で約5500席、年間約6万5000席以上増加。NWの大阪便撤退後には対前年比で20%減から40%減で推移していた訪問者数は、復便後の2008年1月には6%減、2月には4%減と減少幅が縮小している。日本/サイパン間では約38%増の増加となった。

 さらに、供給量以外にも変化した点がある。NWの大阪便は大阪が午前発、サイパンが午後発と、競合他社よりスケジュールが良いため、以前より高額の設定となったのだ。そのため、パッケージツアーの5000円から1万円ほど値上がりしたが、好調に推移しているという。当初、旅行会社からは「(グアムより)高いと売れないのでは」との意見もあったが、実際には「この値段でも購入する消費者がいることが分かった」との反響で、「一度撤退したことで、安売りのイメージが解消できた」とする。ただし、好調でも満席の状況ではなく、今後も搭乗率のさらなる向上が課題となるようだ。


 ◆スペイン、世界遺産指定都市は新デスティネーション、滞在日数増加を促す(04.16)

 スペイン政府観光局は4月15日、世界遺産指定都市協会と記者会見を共催、国内に13ある世界遺産指定都市に滞在して楽しむ旅行の魅力をアピールした。世界遺産都市は現在、マドリットやバルセロナなどを拠点とする日帰りツアーでの訪問が多い。しかし、スペイン政府観光局の日本・韓国・台湾地区局長のイグナシオ・ドゥカセ氏は、「料理や伝統行事などが体験でき、イスラムや古代ローマなどの歴史的建造物を美しい街並みの中に保護している13の都市それぞれの多様性が、ほかにはないデスティネーション」であると強調。さらに、「新たな海外デスティネーションを開拓する、というビジットワールドキャンペーン(VWC)の戦略にも通じる」と、日本市場での認知とこれらの都市に滞在する旅行の誘致を求めた。

 世界遺産指定都市協会は1993年に設立。旧市街地全体が世界遺産に指定されたスペインの13都市が加盟している。同協会の会長でクエンカ市長のフランシスコ・ハビエル・プリード氏は、日本人が世界遺産や建築物の鑑賞やショッピングなどの観光を好み、都市での滞在する傾向が強いことから、「その土地独特の文化や付加価値を求める日本人観光客に、(13の世界遺産指定都市は)まさに当てはまる。日本は大きなポテンシャルがある」と、日本でのピーアール展開の理由と期待を示した。また、古城や貴族の屋敷などを宿泊施設に改修したスペイン独自の国営ホテルチェーン「パラドール」のほか、各都市には国際会議を開催できる施設もあるとして、企業の会議での利用やインセンティブツアーを紹介した。

 なお、今回紹介した世界遺産指定都市は徒歩観光に適した規模で、治安もいいという。例えば、イスラムの雰囲気が残るコルドバや、本土とは違った雰囲気を持つテネリフェ島の都市サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナなど、歴史や文化が根付く都市としての見所がある。また、スペインの高速鉄道「アヴェ」や、スペイン国鉄「レンフェ」のほか、高速道路などによるアクセスの利便性も高いのもポイントだ。


▽スペイン、13の世界遺産指定都市
アルカラ・デ・エナーレス、アビラ、カセレス、コルドバ、クエンカ、イビサ、メリダ、サラマンカ、サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ、サンティアゴ・デ・コンポステーラ、セゴビア、タラゴナ、トレド

▽世界遺産指定都市協会ホームページ
http://www.ciudadespatrimonio.org


 ◆英・湖水地方、映画効果もあり関心たかく−動向捉え、新たな商品も造成(04.16)

 イギリス・湖水地方ジャパンフォーラムのメンバーが来日、日本旅行業協会(JATA)と意見交換やデスティネーションセミナーを開催した。訪問者の正確な統計データはないものの、「滞在者の宿泊数がこのところ増えている」(同フォーラム会長、ビアトリクス・ポターの世界館長のリチャード・フォスター氏)という。こうした動向を捉え、ウォーキング・ルートの掲載、持ち歩きできる日本語地図など、日本からの旅行者に活用しやすいものを揃えている。また、昨年は映画「ミス・ポター」の公開で、関心もたかまりつつあり、映画に関連したツアーを組むことをはじめ、FITへの対応も可能だという。

 また、湖水地方ジャパンフォーラムでは、高い評価を受ける食、湖周辺でたのしめるパラセーリング、カヤック等のアクティビティ、歴史ある文化から現代アートまで幅広く楽しめる文化の側面を打ち出していく。宿泊施設も充実しており、マンカスター城のピーター・フロスト=ペニントン氏は「800年一家が住んできた城を滞在しやすいホテルに改装。近隣の山や湖、そして庭園を楽しむこと、隣接するゴルフ場でハンディに関わらずゴルフを体験できる」などとアピール。詩人ワーズワースが暮らしたダヴ・コテージのマーケティング部長のポール・クレイアン氏は「博物館に日本人のガイドがいるほか、ダヴ・コテージ、ワーズワースの生家を含む5時間半ほどのツアーも造っており、アピールしていきたい」などと語った。



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 ● ホテルニュース
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 ◆ワールドホテルズ、日本発は5%増、インバウンド30%増と好調−今後はサイト活用へ(04.16)

 ワールドホテルズ・アジア・パシフィック地区副社長のローランド・イェッゲ氏が来日、昨年は76ホテルの新規加盟をはじめ、全世界の送客は前年比17%増、このうち日本アウトバウンドは5%増、日本インバウンドは30%増と好調に推移しているという。また、全世界ではウェブサイトをリニューアルしているが、今年の夏をめどに日本語化を完了する計画。これにより、コールセンター経由の予約が多い日本市場でのインターネット経由の予約へとつなげていきたいという。このため、ホテルのイメージ画像、ビデオクリップなど、利用者にわかりやすいホテル案内のサイトとしていく。さらに、海外で各種の評価をおこなう「TripAdvisor」と同様の日本語サイトでの評価を高めていくこと、ワールドホテルズサイト上でのベストレートの提供、戦略的にインドや中国、チェンナイなどの市場をプロモーションしていく考えだ。

 このところ、中国の送客減が各方面から伝えられているが、この点については、「日本発の需要はビジネスが6割、レジャーが4割の構成。幸いにも中国の減少は大きなものではない」(イェッゲ氏)という状況で、中国方面ではこのところ加盟ホテルに加わった香港、あるいはマカオのホテルを打ち出していく。


 また、インドを主に、小規模の客室数で高級ホテルを運営するクラリジス・ホテル&リゾート・プレジデント&CEOのピーター・J・レイトゲブ氏は、「ワールドホテルズへの加盟で予約状況は非常によい。3月は全体の15%の予約がワールドホテルズであった」と満足である考えを示し、「インドへの全世界からの訪問者は好調に進んでいる。日本市場でも今後、3年から5年で倍増したい」という。特に、クラリジス・ホテルはヒマラヤでの20室のホテルをはじめ、デリーで3軒をはじめ、ムンバイ、チェンナイでの展開に加え、来年にもモルディブでビラのホテルを開業する予定で、小規模を維持しつつ、伸びのあるインド、および周辺国への旅行需要を取り込んでいく考えだ。


 ◆ジュメイラ、08年度はMICE取り組み強化−2011年には合計57軒へ(04.16)

 ジュメイラは2008年度、日本市場でMICEの取り組みを強化する。ジャパン・ジュメイラ・リージョナル・セールス・ディレクターの奥田重彦氏は、「レジャーマーケットはもちろん重要だが、市場の中で、ある程度ブランドの認知度も向上してきた。今後は、MICEを受け入れられるだけの設備を揃えていることをアピールしていく」と説明。すでに日本企業から1000名以上の規模のグループを複数受け入れるなど、実績も着実に積み始めており、それにつれてホテル側も日本人のMICEグループを受け入れる体制を整えている。企業側へのアプローチでは、旅行会社が重要な手段という考え。4月15日には東京で3回目となるジュメイラ・ロードショーを開催、レジャーと区別して「MICEグループ、法人旅行向け」にセミナーとワークショップを実施した。

 一方、2007年度に取り組みを開始したハネムーナーについては、「まだ準備段階」という。ただ、海外ウェディングを取り扱う会社からの注目も高く、ホテルでもウェディング・パッケージなど受け入れ態勢はできていることから、継続的に行動を展開する方針だ。また、レジャーマーケットについては、「今後もメディア露出が重要になる」という。これまでは、消費者が「行ってみたいと思っても手の届かない印象」を抱きがちであったため、「安くはないが、高値の花ではない」ことを訴えていく。

 なお、ジュメイラでは2011年までに、グループのホテル数を57軒にする計画だ。現在はドバイの8軒に加え、ニューヨークの「ジュメイラ・エセックス・ハウス」と、ロンドンの「ジュメイラ・カールトン・タワー」、「ジュメイラ・ロウンズ・ホテル」の合計11軒。2008年には、上海にも客室数309室の「ジュメイラ・ハンタン・新天地」が開業する予定だ。


 ◆イースタン&オリエンタル・ホテル、伝統や格式を打ち出し宿泊者増めざす(04.16)

 マレーシア・ペナンのイースタン&オリエンタル・ホテル(E&Oホテル)は、1885年創業という伝統や格式を前面に打ち出し、日本市場でのプレゼンスを高め、日本人宿泊者数の増加をめざす。1月にはティフレックス・マルコンを日本地区総代理店(GSA)に指名してセールスを開始したほか、このほどE&Oホテル・シニア・セールス・マネージャーのモハメド・サード氏がセールスコールに来日。ティフレックス・マルコン代表取締役の辻洋一氏によると、4月からウェブ上で取り扱いを始めたホールセーラーに、消費者から問い合わせが複数入るなど、効果も出始めている。2007年の日本人宿泊数は年間約3500泊で、全体の10%から15%を占める。2008年の目標は、前年比20%増の4200泊。

 辻氏は、現状を「ホテルの名前は知られているが、詳細は知られていない状態」と説明。これに対して、100室の客室全てがスイートであることや、シンガポールのラッフルズ・ホテルと創業者が同じであること、コロニアル・スタイルの内外装、植民地時代からの伝統的なアフタヌーン・ティーなど、E&Oホテルならではの特徴、サービスの情報を発信する考え。アフタヌーン・ティーは、マレーシア・タトラー誌でマレーシアのベストレストランに2002年から6年連続で選ばれているレストラン「1885」で提供するもので、パッケージ商品造成用の特典として検討している。

 サード氏は、課題としてペナンへの日本人訪問者数が伸び悩んでいることを挙げ、「ペナンに行くからE&Oに泊まるのではなく、E&Oに泊まるからペナンに行く」という動機付けに意欲を見せる。また、同じくペナンに建つグループホテルのローンパイン・ホテルとともに、ペナン全体の需要喚起も進めたい考え。長期滞在用の施設も計画中で、ロングステイなど新しい需要にも対応していく。


 ◆ニッコー・ホテルズ、改装ホテルを対象に一休で特集プラン発売(04.16)

 JALホテルズはこのほど、ニッコー・ホテルズ・インターナショナルのブランド力強化の一環として、宿泊予約サイト「一休.com」にて「JALホテルズリニューアルコレクション2008」を展開する。これは4月16日から5月15日まで、先ごろ改装工事を行った「ホテル日航成田」、「ホテル日航金沢」、「ホテル日航福岡」、「ホテル日航大阪」、「ホテル日航アリビラ」の5ホテルを対象に、JALホテルズのリニューアル特集宿泊プランとして販売するもの。期間中、同プランを利用して宿泊した人の中から抽選で、これらのリニューアルルームの宿泊券を1組2名で計5組10名に提供するキャンペーンを実施する。詳細は下記ホームページを参照のこと。

 このほか、「ニセコノーザンリゾート・アンヌプリ」、「川崎日航ホテル」、「ホテル日航茨木大阪」、「ホテル日航関西空港」、「ホテル日航倉敷」も改修工事が完了している。


▽JALホテルズリニューアルコレクション2008
http://www.ikyu.com/spcl8/9520/start.htm



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 ● GDS・CRSニュース
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 ◆アクセス、イタリアのAir Oneの参加で、ロケーターディスプレイ稼動(04.16)

 アクセス国際ネットワークによるとこのほど、Air One(AP)が新たにAXESSに参加、ロケーターディスプレイを稼動した。AXESSからAP便の予約を行なうと、APのホストコンピューターからレコードロケーターが返信され、AP側で予約作成が完了したことを確認できる。これにより、AXESS参加航空会社は156社となった。なお、APはローマを中心にイタリア国内やヨーロッパ路線を運航する航空会社。

※一部表記を変更しております。(編集部)



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● 朝刊の注目ニュース 「ナナメ読み」
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アクセスの良いニュースをピック・アップしました。


◆日本航空、営業利益900億円で黒字転化、国際線が牽引−コスト削減に成功(05.12)

 日本航空(JL)の平成20年3月期(平成19年4月1日〜平成20年3月31日)連結
決算は、売上高が前年比3.1%減の2兆2304億1400万円、営業利益が192.8%増
の900億1300万円、経常利益が139.3%増の698億1700万円となり...

http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=35715&reminder080512_01


◆JATA、09年上期商品で“新IT運賃”を−燃油サーチャージで航空会社に要望書(05.12)

 日本旅行業協会(JATA)は、日本に乗り入れる航空会社に「燃油サーチャー
ジ問題解決のための要望について」と題した要望書を、海外旅行委員長の佐々
木隆氏の名前で提出した。5月7日には日本航空(JL)と全日空(NH)の...

http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=35704&reminder080512_02


◆日通、旅行部門の07年度売上高は14.0%減−ホールセール撤退が減収要因(05.12)

 日本通運の2008年3月期(2007年4月1日〜2008年3月31日)の連結決算で、旅
行部門の売上高は前年比14.0%減の85億800万円となり、期首に予想した10%
減の89億円には届かなかった。18.0%減の45億3100万円であった上半期...

http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=35688&reminder080512_03


 
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● 優待情報  http://www.travelvision.jp/modules/news2/
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◆サイパンワールドリゾート、旅行業界向け特別宿泊料金を設定、7月1日まで


<優待情報の一覧は ↓ のアドレスをクリック!>

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