コロナ禍でも日本線の運航継続、その意義は-ルフト支社長に聞く

羽田/フランクフルト線を週3便で継続
オートリファンド停止に関する見解も

  • 2020年5月20日(水)
-貴社グループを含む、複数の外国系航空会社がGDSのオートリファンド機能を禁止したことで旅行会社の手続きが煩雑化し、返金までの期間も長期化して、会社によっては顧客対応のなかで、多額の立て替えが発生するような状況が生まれていますが

ブンケンブルク氏(2019年8月に撮影)ブンケンブルク 世界の航空各社と同様に我々も、現在は予想をはるかに超える膨大なリクエストに対応せざるを得ない状況で、返金手続きの調整を余儀なくされていることから、やむなく返金システムを変更した。旅行会社と利用者には、複数用意したサービスセンターに連絡をいただくようお願いしている。

 本件については旅行会社と緊密に連絡を取っており、通常通りの返金ができていない現在の状況について、概ねご理解をいただけていると考えている。日本の旅行会社には非常に感謝している。

 一方で当社は、利用者の日程変更や再予約について、とても柔軟な方針も示している。グループ各社の欠航便、または運航予定便のどちらのチケットをお持ちの場合でも、新しい日程の便を予約せずに、そのままの料金でチケットを保有し続けることを可能にしている。

 その場合、当初の予約はキャンセルされるが、来年の4月末までの便を再度予約することができ、目的地を変更することも可能だ。今年の8月末までに新しい日程で再予約した場合の手数料は無料とし、さらに新たな日程が12月末より前である場合については、1人あたり50ユーロを割り引く。旅行会社には再予約および再発券について、1人につき10ユーロの報奨金を提供している。

-最後に、日本の旅行業界に向けて伝えたいメッセージがあればお願いします

ブンケンブルク 今回のCOVID-19の世界的な大流行は航空業界にとっても旅行業界にとっても最大の危機で、予想のできない状況が続いているが、我々は可能な限り最善を尽くせるよう努めている。試練の時はともに助け合い、計画を練ることができるパートナーの存在が必要不可欠だ。日本の旅行業界とは引き続き良好な関係を続け、市場にコミットしていきたい。

 なお、旅行会社に対しては、引き続きNDCに関して新規開拓の機会を探っていく予定だ。旅行需要が回復した暁には、即座にお客様に対応できるようにしたいと考えている。

-ありがとうございました
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