【コロナに負けず】エアプラス代表取締役社長の岡田健氏

収束後のキーワードは「健康・安全・衛生」
人間同士の信頼関係も見直す時代に

  • 2020年5月18日(月)
-今後、需要は回復しても19年の規模にまでは戻らないと仮定すると、利益率や単価はどのように変化すると見ていますか

岡田氏(2019年4月に撮影) 岡田 利益率は上がると想定している。これからの旅行会社に求められる「健康・安全・衛生」を、しっかりと商品で実現していくとなると、必然的にコストがかかる。エンドユーザーの節約志向が強まることは間違いないが、一方で「安ければいい」という価値観にはならないのではないか。消費行動のなかに、信用や信頼をより強く求めるようになると思う。

 旅行会社は信用や信頼に足る商品を、いかに適切にエンドユーザーに説明して、提案できるかが大切になってくるのではないか。それができれば利益率は上がるだろう。エアプラスもその方向に進んでいきたいと考えている。

 メタサーチが現在実施している、同じ商品を安い順に並べて見せる手法だけでは、ポストコロナ時代には通用しなくなるような気がする。価格以外のサービスも評価基準として、ユーザーの評価の高い順に並べたりできれば、良いと思う。

-最後に政府や業界団体、同業者へのメッセージをお願いします

岡田 政府については先の見えない泥沼状態のなかで国民を導く難しい舵取りをしていただいており、基本的には良くコントロールされていると思う。ただし、東京都の方が情報やメッセージの発信力が高く、説明が分かりやすいと思う時もある。政府と地方自治体には、引き続き詳細でタイムリーな情報を発信し続けていただきたいと思う。

 業界団体については、個々の旅行会社ではできないことを編み上げていただくことが役割となる。旅行会社が感じている問題点をしっかりと拾い上げ編み上げて、発信していただきたい。

 これまでは金融資本主義的な欧米型のビジネスモデルが、日本のマーケットを合理的に席巻した時代が続いたが、今回のCOVID-19の拡大はそれを見直すきっかけになると思う。日本人は本来、人と人との「和」を大切にする国民性を持っているが、信頼関係のもとで旅行商品を買ったり、旅行したり、旅行の情報を交換したりする、日本的なやり方に立ち戻るべきではないか。人と人との関係性をもう一度ビジネスに生かし、強化する契機にできればいいと考えている。

-ありがとうございました
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