「アクセス廃業」の衝撃、セーバーが選ぶ道とは

廃業は「追い風」も積極拡大はせず
インフィニとのタッグで着実展開へ

  • 2019年12月19日(木)
-日本市場には今後、「INFINI LINX PLUS」と「Sabre Linx Plus」、「Sabre Red 360」が存在することになりますが、その違いと特徴は

中里 「Sabre Linx Plus」はインフィニが作ったP0S(※Point of Sales=パソコンのデスクトップ周りに相当。端末の意味に近い)であり、コンテンツや機能はセーバーのプラットフォームを使うが、見かけや操作性はインフィニユーザーが違和感ないよう仕上げてある。一方、「Sabre Red 360」はセーバーがグローバルで提供している最新のPOSで、GUIも最先端のものを採用している。どれを選択するかはインフィニがコンサルティングにあたってくれているはずだ。

-GDSに習熟した者に向いているのは「Sabre Linx Plus」で、慣れていない者にはGUIで簡単に操作できる「Sabre Red 360」だといえますか

中里 GUIという点だけ見ればそうだが、「Sabre Linx Plus」は日本市場向けに開発したものであり、フルで日本語化しているのも特徴だ。「Sabre Red 360」も基本的な部分は日本語化しているが、やはり特徴としてはGUIを全面に出した次世代の予約ツールでありスマホのようにほぼ感覚的に使いこなすことが可能になり操作性が極めて高いです。

 また今後、NDC化が進むことを考えると、リッチコンテンツを表現できる「Sabre Red 360」が強みを発揮できる。ホテルに関しても、セーバーの契約ホテルだけでなくブッキングドットコムやEANのコンテンツを提供できる強みもある。GUIの使い勝手もいいはずだ。簡単にフライト検索や運賃検索ができ、カレンダーから選択するだけで出発日を変えて空席状況や運賃を確認できる。

-日本市場でのNDCへの取り組みが本格化するのはいつ頃になるでしょうか

中里 セーバーはすでにBeyond NDCというプログラムで、メジャーな航空会社ならびに大手の旅行会社と協議しながら流通における真の付加価値を求めてNDCに取り組んでいるが、日本市場では日系航空会社が動き始めない限り目に見える変化は起きないだろう。

 ただし忘れてならないのは、NDCがあくまでも規格である点で、コマーシャルの話は別物として考えるべきだ。日本では当初、NDCが航空会社によるGDS外しのためのものとして捉えられ、航空会社の直販と絡めて取り上げられた点に注目が集まったため混同されがちだ。しかし規格とコマーシャルの話は分けて考えるべきだ。

-セーバーはグローバルで開発している機能のなかで、日本市場でこれから推奨していきたい機能があれば教えてください

中里 旅行会社による航空券の販売で、もっと利益率を向上するために使ってほしいレベニューマネジメント関連の機能がある。BI(ビジネスインテリジェンス)の分野にかかわる機能であり、販売業務をビジュアルに把握して販売価格の適正とコミッションを管理するためのものだ。日本の旅行会社にも有効活用してもらえるはずだと考えている。

-ありがとうございました
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