「家庭画報」の読者に旅行を-出版社による新規参入の勝算は

誌面との連動商品で早期黒字化へ
「プレミアム旅行社」代表の秋山氏に聞く

  • 2019年5月28日(火)
-ターゲットとする層を教えてください

最新号でも「紫陽花に出逢う旅」などを掲載 秋山 家庭画報のコアの読者層は50代の女性だが、「家庭画報」という名前の通り、たとえばリビングルームに置いてあれば、家族もそれを手に取るので、最終的には幅広い層にリーチできると考えている。ありがたいことに家庭画報のブランドは世間に浸透しているので、「家庭画報による旅」というイメージや、ブランドの力で集客することが可能だと思う。

 また、「家庭画報サロン」という定期購読者向けのイベントを定期的に開催しており、そこで読者のコミュニティーが生まれていることも大きい。ライフスタイルが似ている方々が集まっているので、ツアーへの参加に際しても安心感があると考えている。一度参加していただければ、その後もリピートしていただける期待が持てる。

-販売戦略についてもお聞かせください

秋山 家庭画報ブランド事業本部には、家庭画報以外にも男性誌の「MEN’S EX」や「きものSalon」など、多くの雑誌やムックがあるので、さまざまな形で告知できると思う。また、「家庭画報ショッピングサロン」という通販セクションを通じて、カタログとともに告知チラシを送付することもできる。

 また、Twitter、Facebook、Instagramなどのソーシャルメディアを活用して、読者以外にもリーチしていきたい。持っているインフラを最大限に活かして販路を広げる。

-プレミアム旅行社の最大の強みは何でしょうか

秋山 まずは強力なメディアを持っていることで、家庭画報の月間発行部数は10万部に上る。そのほかにはMEN’S EXも3万部を発行している。それらの読者をプレミアム旅行社の顧客基盤として掴んでいるところが強みで、さらに各雑誌における企画力も武器となる。

-当面の目標をお聞かせください

秋山 初年度は準備期間とし、まずは社員を募集して5名から6名程度で事業を進める。第1種旅行業の取得は7月から9月頃になると思う。今年度の販売は事実上、第4四半期のみに限られるが、希望としては2年から3年後には黒字化したいと考えている。

-旅行会社としてめざす姿についてもお聞かせください

秋山 雑誌コンテンツとの連動という、他の旅行会社にはない強みを生かして、付加価値の高い旅行の提供に徹する。収益を上げることはもちろん大事だが、まずはプレミアム旅行社の意義にしっかりと則った商品を販売し、方向性を確立してから、徐々に商品数を増やしていきたいと考えている。

 家庭画報の読者は、これまでにさまざまな旅を経験されており、これからの残りの人生では、1つでも多くの「思い出」を作りたいと願っている方々が多い。その方々に選ばれる旅行会社になりたいと思う。

-ありがとうございました
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