変わるHIS、「楽しい職場づくり」開始から3ヶ月後の現在

副業解禁などで意識に変化
将来を支える人材と、働く環境は

  • 2018年8月26日(日)

-そのほかにも、新たに生まれた課題はありますか

鬼島 業務のシステムやファシリティの見直しが次の課題になっていると思います。社員が同じ場所で同じ時間に働くことが少なくなった分、書面や電話などに限定されるコミュニケーションについては、見直すべきタイミングに来ています。改革を次のフェーズに引き上げるには重要なことです。


-ハードワークをむしろ楽しんでいたような社員は、ギャップや戸惑いを感じていませんか。また、生産性は向上できていますか

鬼島 改革を始めた後よりも、前の方が「これまでのやり方が良かった」「不安だ」という意見が多かったと思います。また、かとくの調査が入った後の、とにかく時間外労働を減らさなくてはいけない状況にあった時には「意識だけでは無理」と反発する声も多く挙がりました。

 ただしフレックス勤務であれば、ある日は締切のために残業したとしても、翌日は遅めに出社することができます。足し算的な発想だけでなく、引き算的な発想も自主的にするようになったことで気も楽になり、「始めてみたら意外と良かった。生産性も上がった」という人が多いようです。

 フレックス勤務開始後の状況について本社でアンケートを実施し約600名の回答を得たところ、最も多かった回答は「通勤が楽になった」「プライベートが充実した」などではなく、「時間に対する意識が向上した」「業務を効率化できるようになった」など、働く上での自主性に関するものでした。勿論、社歴の長い社員のなかには「早く出社して遅くまで残る人が優秀」という意識が根強い人もいますが、熱くて真面目な社員が多い分、そのような認識を取り除いて主体的に時間の管理を始めれば、一気にうまく進む部分もあると考えています。


-社員の意識の変化は離職率の低下にもつながるのではないでしょうか

鬼島 取り組みを始めたばかりなので分からない部分もありますが、仕事への誇りややりがいにはつながるはずなので、低下していけば良いと思います。HISでも離職率については「下げなくては」という意識が強くありますが、そのためには「働きやすさ」と「働きがい」の両方を向上させなくてはいけません。どちらか一方だけでは「ぬるま湯企業」か「ワーカホリック企業」のどちらかになってしまうでしょう。


-現在の若手社員は、従来のHISの社員とはタイプが異ってきていますか

鬼島 HISと他社との違いはよく分かりませんが、世代間のギャップも関係しているのではないでしょうか。ミレニアル世代は給与や役職といった外発的なインセンティブよりも、「自分の仕事に価値があるか、納得できるか」「お客様に喜んでもらえているか」など、内発的なことでモチベーションを高めようとする傾向が強いと思います。HISの求める人材像も変わってきていて「とにかく何でもやります」といった人よりは、自主性を持って働く人材を増やしたいと思っています。

 また、ひと昔前やふた昔前と比べてインターネットの普及などが進んだことで、取り扱う商品や販売環境は大きく変わっています。今も店舗に来てくださるお客様には、以前にも増してしっかりとした提案やコンサルティングが必要です。HISならではの文化は変わらなくても、ビジネスの手法は進化させなくてはいけません。そうなれば自ずと、外から見えるHISの社員のイメージも変わってくるはずと思います。


-ありがとうございました

ヴァージン・オーストラリア航空
ビズリーチ

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